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7.包帯と帽子 ページ13

太「私は首領に昨日の報告書を提出してくるから、Aは先に執務室に、、、ゲッ」


A「げ?」



廊下の分かれ道で太宰幹部と向かい合って話していたら奇妙な声を上げられてしまって、思わず小首を傾げた




A「どうしたんですか?太宰幹b」



そう質問しようとした時、私の後ろから腕が伸びてきてそのまま肩を組まれた



?「ゲッとは何だ、クソ太宰」



太「朝から君の顔を見て最悪って事だよ
それと、Aに触らないでくれる?チビが移るのだけど?











___________________________中也」



中「黙ってろ
俺だって、朝から手前の顔見て最悪な気分だぜ」




、、、、、朝から面倒なことになってしまった



この2人、任務になるとある意味相性が良いのだが、それ以外になるとてんでダメだ。お話にならない



どうやって切り抜けようか、、、、





あ、その前に



A「あの、、」



中「ん?どうした?」



A「おはよう、中也さん」



斜め後ろの位置にいる中也さんの方を向いて挨拶をしたらキョトンとされた
中也さんにだけでなく、太宰幹部にまで




急すぎただろうか、、、、
タイミングを間違えたか、、、、?
これって怒られるやつかな??



内心焦っていると、中也さんが吹き出した



中「ふはっ!おはようさん、A
今日もお前は偉いな。どっかの誰かさんとは違ってよ」



A「わわっ」



そう云って、頭をポンポンとしたかと思ったら、そのままわしゃわしゃと撫でられた



何と云うか、中也さんらしい撫で方だ
髪は多少は崩れるが、可愛がってもらうのは好きなのである
だから、これはとても嬉しい事だ!



A「ふふっ!んふふ!」



思わず小さく笑っていると、中也さんに優しく微笑まれた



中「そういやAは今日何する予定だ?
もし任務も何もねぇなら体術の訓練してやるよ」



A「ほんと?!」



中「おぅ」



最近は忙しく、お互いの時間が合わなかったため、なかなか見てもらえる機会がなかった



これは教えてもらえるチャンスだ!
と、思ったのだが、、、、、この人のことを、、少し、ほんのすこーしだけ、忘れていた











________________ちょっと、勝手に決めないでくれる?

.→←6.Morning Routine



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紫乃(プロフ) - ぴょんぴょんさん有難うございます!これからもよろしくお願いします! (2022年11月24日 19時) (レス) id: 6ec89759a7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんぴょん - すばらしです。夢主の性格がタイプだしだざさんの口調も解釈一致すぎます。最高 (2022年11月24日 19時) (レス) @page6 id: 7c1e9fc614 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫乃 | 作成日時:2022年11月22日 22時

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