プレゼント 3 ページ15
そうと決まれば早いもので
画材売り場まで行くと、早速選びに店内へと消えていった
恥ずかしいから外で待っててと言われた為2人で店の外で待機中
シ「…」
貴方「…」
ずっとスマホ見てばっかりで全然話してくれない
無言なの気まずいんだよなぁ
ここは先輩として私から話題を振るべきであろうか
いや、でもあんまり積極的に話したいタイプの子じゃないしな
…早く貴音戻ってこないかな
シ「あの、先輩。ちょっと喉乾いたんで自販機探してきますね」
貴方「あ、うん。行ってらっしゃい」
何かいい話題…とか色々考えたが何も浮かばなかったのでちょっと有難い
優しい彼は気を利かせてくれたのかもしれないけど
自販機を求めてその場を去っていくのを見送ると、ほぼ同時に画材店から貴音が帰ってきた
貴「あれ、アイツは？何。帰ったの？」
貴方「おかえり。なんか自販機探しに行ったよ〜それよりいいの買えた？」
店から帰ってきた貴音の手には先程持っていなかった紙袋が握られていた
貴「うん」
貴方「そっか。喜んでくれるよ、絶対」
恥ずかしそうに髪の毛をいじる姿を見て思わず口が綻ぶ
恋する乙女だよなぁ…本当。輝いて見えるよ
貴「って言うかAは買いに行かなくていいの？気になる物あったんでしょ？」
貴方「え？」
貴「紳士物売り場で凄い見てた店あったじゃん」
確かに気になっていた店はある
似合いそうだなぁ。と思った物もあった
貴方「でもさ」
貴「でもじゃない！ほら、さっさと行って買ってくる」
とん、と背中を軽く押され一歩前へと足が出る
振り返れば腕を組み、早く行けと言わんばかりの表情だ
貴「アイツが先に帰ってきたら上手く言っておくから｣
＊
気になっていた店へと足を運ぶ
似合いそうだなぁ、と思っていた服を手に取りレジへと向かう
サイズはまだ身長も伸びるかな、と思って大きめにした
…喜んでくれるといいな
＊
お会計を済ませ貴音が待つ場所へと戻ろうとした時バッタリと店の外でシンタローくんと会った
彼の手には黒い炭酸飲料
前から思ってたけど好きだよね、炭酸
シ「あれ、先輩もプレゼントまだだったんっすか？」
貴方「え？あぁ…うん。そんなとこかな」
そんな会話をしながら来た道を戻る
プレゼント、シンタローくん用だって言えばよかったな
渡せなかった紙袋を握り直した
＊
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ユキ(プロフ) - ☆最高☆ (2022年5月5日 10時) (
レス) @page34 id: aab5d4a87b (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - _:( _ ́ཫ`):_<尊死 (2022年3月7日 14時) (レス) @page32 id: 710a3a49b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - またリクエストするかもしれません！その時はよろしくお願いいたしますm(_ _)m更新頑張ってください！ネタに困ったらレスしてくださいね！ (2022年2月26日 0時) (レス) id: 710a3a49b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - リクエストに応えていただき本当にありがとうございます！またニヤニヤしながら見てました← (2022年2月26日 0時) (レス) @page30 id: 710a3a49b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 如月将美さん» はい！そうです！バッチリです！ (2022年2月22日 23時) (レス) id: 710a3a49b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月将美 | 作成日時：2021年10月11日 18時
