脇目も振らない話 (ページ26)

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好きな人の好きな人 3 ページ26

何それ
なんなの、その言い方
それじゃまるで私の事が……

シ「やっぱ好きな人はAだって直接言わなきゃ分かんねぇ？」
貴方「へ！？え！？は！？え、じょ、冗談？」

情報量が多すぎて処理しきれない
それに私の事が好き？そんな馬鹿な

シ「冗談でそんな事言わねぇよ」
貴方「で、ですよね」

私も、シンタローのことが好き。好きだけど
なんだか『私も』って言いにくくて
恥ずかしくて、黙ってしまう

世の中の告白した人、それに返答した人私から恋愛マスター賞を授与したい
告白する方が勇気いるだろう
だけど返答するこちらも物凄く恥ずかしいんだね！？

シ「な、なんか言ってくれよ。振るなり、さ」

シンタローもきっと覚悟を決めて告白してくれたんだろう
横目で見た顔は真っ赤に染っていて
手や唇は微かに震えていた

貴方「振らないよ」
シ「…え？」

それが今の私の精一杯の返答だった

貴方「だっ、だ！か！ら！振らないって言ってるの！！これで！分かれ！！」
シ「え、ちょ、待っ…！！」

恥ずかしさのあまりバシッと一発軽く腕を叩く
そしてその場を猛ダッシュで離れた

その場に立ち尽くしたまま
なんだが状況が分かっていなさそうなシンタローに向かって私は大きく息を吸って叫んだやった

＊＊

何を叫んだのかはご想像にお任せしますね♡
溜め込んである下書きもそろそろ底をつきそうなのでリクエスト下さると作者が喜びます

ただし、通知が来ないので反応遅れるかもしれませんがら、全て目に通してるので
バシバシ書いちゃってください！
全然迷惑じゃないです寧ろ大歓迎です((

ついでに☆も色付け下さると飛び跳ねます(？)

でわでわまた次のお話で。