鍛刀�� ページ9
鍛刀部屋に行くと、“それ”を見たこんのすけが固まってしまった。
「あ、主様....！この資源の量は...！？」
『あー...手入れと刀装にしか使ってないから余っちゃって☆』
「「余っちゃって☆」じゃありません！今すぐ鍛刀してください！！」
『へいへい...んじゃ、二回作るか。槍にしよっかな』
「ほい、槍のレシピ」
『ああ、鶴丸ありがと』
槍レシピを鶴丸から受け取り、資材を入れていく。
三時間が出ればいいんだよね？
でも、槍ってレアだしなぁ....。どうせ資材を使うのなら、出てほしい。
と頭を抱えていると、刀が出来上がったらしく目の前が真っ白になった。
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「日の本一の槍こと、日本号。只今推参。あんた、俺が来るまで何杯飲んだんだ？」
『....飲んでないです』
「まずきみは酒弱いもんな」
「...主様。日本号殿が困惑しております」
こんのすけに言われて我に返る。
槍が出たことにビックリし過ぎて真面目に返してしまった....。
コホン、と咳ばらいをして、手を差し出す。
『えーと...ここの審神者です。日本号？だっけ。よろしく』
「おう、よろしくな。....で、さっきから睨んできてる奴はなんだ？」
『...鶴丸』
「....俺は鶴丸国永だ、よろしくな！」
「おう」
良かったですね、とこんのすけが肩に乗った。
「全然ヤンデレではないでしょう？」
『ああ...安心したよ』
「やんでれ？何だそれ」
不思議そうにしている日本号に説明する。
すると、納得したように彼は大きく頷いた。
「そいつが俺を睨んでたのもそういう事だな？へぇ....それを聞いて、あんたに興味が沸いたぜ」
『....今なんて？』
「興味が沸いたって言ったんだ。やんでれとかいうヤバイ奴にはなりたかねぇが、あんたを独り占めってのは面白そうだろ？」
『いえ全然。....冗談だよね？』
「冗談に見えるか？」
ズイッと顔を近づけ、ニヤリと笑う日本号。
その瞬間、嫌な予感が押し寄せてきた。
『....日本号、その話は後。とにかく、本丸を周ってきな？』
「酒は」
『厨房にある』
「りょーかい...っと。じゃあまたな」
....日本号は後でどうにかしよう。
次は誰が来るかな.....。
『(まともな人....じゃなくて刀でありますように)』
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もへ(プロフ) - こんばんは初めまして！読ませて頂きました。とても続きが気になります！これからも無理せず頑張ってください^^ (2019年4月12日 21時) (
レス) id: 3a81a59490 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年1月21日 8時) (レス) id: 88e0097a07 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ@毒占欲の人 - 全部読ませて頂きました！刀剣乱舞のヤンデレって良いですね。私も同じく書いているのですが、こんなに上手く行かないです。 (2019年1月9日 22時) (レス) id: 8c76c836b6 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 全話読みました。すごく良かったです！続きが気になりますし、審神者も刀剣も共依存になっているのでは？ということも思い浮かんできます。更新頑張ってください！ (2019年1月3日 20時) (レス) id: 7e18d65cd1 (このIDを非表示/違反報告)
篠霧 - ヤンデレ、ありがとうございます とっても好きです。頑張って下さい。 (2018年12月13日 21時) (レス) id: 5b34b7d6f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち
| 作成日時：2018年11月12日 21時
