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【優吾】
修学旅行から、帰宅することなく直で入院になった北斗。
見舞いに行っても、起きてないことの方が多いだなんて、北斗にしてはずいぶん珍しいほど。
青「心不全、酷くて。浮腫が結構きてるからダルいみたいだし…。単純に、動きも悪くて」
黄「みたいね。さっき腕触れてたんだけど、あれはしんどいだろうなって。Aでもあそこまでは、なかなかないんじゃん？」
青「そうなんだよね〜。相当しんどいみたいだし、昨日とか…んー」
黄「ん？なに？」
青「いや、パニックなっちゃってさ…発作起きた時。普段と違うって、本人も思ってんじゃん？」
北斗がパニック？って、一瞬俺もビックリしたけど、樹の話を聞けば聞くほど、仕方ないかなって。
黄「ついててやって。北斗は、樹がいた方が安心すると思うし」
青「んー…」
黄「Aなら、めっちゃ元気。スイミングも順調だし。あぁ、県大会申し込みしといたよ」
うおっ、そうだ…なんて少し落ち込み気味の樹。
いや、それこそ仕方ない。
北斗がこれだけしんどい思いをしてるんだから、今ぐらいは北斗のことに集中してあげてほしい。
幸い、Aは元気にやってるわけだし、俺の方で面倒見ることもできるわけだから、ガッツリ甘えてもらえたらと思ってんだけどな。
宮舘「樹、ちょっといい？」
青「んぇ？」
宮舘「あー、大丈夫。悪い話…ではない、はず。ちょっと治療のことで相談したい」
戸惑いを見せる樹を送り出して北斗の病室へ戻れば、今起きました、って感じの甥っ子。
黄「寝れた？」
黒「…ん。薬…ぼやーって…」
黄「ふふっ。寝れたなら、いいよ」
黒「とーさんは？」
黄「せんせーとお話。もうちょっと待って」
また寝ちゃうよ、って笑う北斗。
そういえば、ちぃも宿泊研修無理して体調崩すのって恒例だったっけ、なんて思いを馳せる俺に、すぐ気づくのは、北斗もAも同じ。
黒「ゆーご」
黄「ん？」
黒「母ちゃん、行事…好きだった？」
黄「…ハハっ。うん。誰より楽しんでたよ。樹のがもっと知ってるだろうけど。ま〜、話さないかもな」
“思春期の思い出は、特別だから”
そう言えば、くすぐったそうに北斗が笑った。
こいつもきっと、苦しくとも、楽しかったんだろうって…それだけで、伝わってきた気がした。
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かん。(プロフ) - そらんさん» リクエストいただきありがとうございました☺︎短編��にてお話アップさせていただきました！大変、お待たせいたしました。これからも、作品共々よろしくお願いいたします！ (7月30日 22時) (
レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - さくらさん» リクエストいただきありがとうございました！続編にて、お話書かせていただきました☺︎おまたせしてしまい、すみません。。また、他のお話もお楽しみいただけたら嬉しいです！これからも、よろしくお願いします❤︎ (7月3日 20時) (レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
かん。(プロフ) - ピンクBlackさん» リクエストいただきありがとうございます！お時間いただいてしまいすみません。。続編にて、お話完結となります☺︎お楽しみいただけていたら嬉しいです！ (6月11日 20時) (レス) id: bd45e6ad2b (このIDを非表示/違反報告)
そらん - いつも楽しく読ませていただいてます！かんさんの小説が大好きです！リクよろしいですか？のせいでもないし、誰にもどうしようもの続きで、ルンバ−ルで痛くて過呼吸起こしてしまうのをもし書けたらでいいのでお願いします！ (5月12日 2時) (レス) id: 586b465d2d (このIDを非表示/違反報告)
さくら - リクエストさせていただきたいです!!本編の220話でほっくんがdtskと詰所に行ったかと思いますが、その詰所でどんなこと話したのかとかどんな時間過ごしたのかのお話お願いします。昔の甘えん坊になってる感じなのかなっておもいます。特にskには甘えてそう (2023年4月18日 22時) (レス) id: 3f90d4971e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かん。
| 作成日時：2023年1月5日 21時
