愛し愛され、アメアラレ【コムドット】 (ページ10)

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動画9 ページ10

Aside

フードやサングラスを外して、礼儀良くお辞儀をしてくれた。

その人物達は紛れもない、あの人達で。

この間話した時にとても気さくで、楽しい人達。

「「！！！？！？」」

また会えたことが嬉しくて、ついテンションが上がってしまう

『ひゅうがさんにやまとさん、ゆうたさんですよね?』

ひゅが「覚えてくれてるあたり流石って感じ…」

『？？』

やま「いや、あのね。実はあの動画でおねーさんの反響凄かったからお礼したかったなって話だったんです。」

『いやいやもう！こちらこそすぎます！』

他にも動画にでたりして反響凄い人なんかたくさんいるだろうに。

もしかして会いに来てくれたのかななんて期待しすぎだったかもしれない。

『ところで皆さんもジムに用事があったんですか?』

ひゅが「そうなんすよ！事務所にも器具はあるけどどうしてもジム行く方が早いってなっちゃってw」

『あるあるですねw』

ジムに来る理由なんて一つしかないはずなのに、何聞いてんだろ

だめだ、ネガティブになっちゃう

ゆた「おねーさんも？」

『…あっ！いえ、私は上司にむかついたらよく来ますw』

ゆた「わかるわーストレス発散できるし一石二鳥だもんね。」

『そうそうw』

共感してくれたのが嬉しくて、頷く

やま「そこはわかんないで欲しかったけどな」

『あぁ、ごめんなさい！』

そっか、社長のやまとさんは思われる方だもんね。

申し訳ない。

やま「いや！！おねーさんは何も悪く無い。」

『ありがとうございますw』

やまとさんがキリッとした顔で言うものだからつい笑ってしまう

ゆた「そういえば、さっき柊さんって」

『あっ、ずっとおねーさんだと接しにくいですもんね!改めまして、柊Aです！』

やま「Aって言う名前ぽいわー」

そうかな?自分ではあまり思わない。

ここで会ったのも何かの縁だし、言ってみようかな。

『あの！もしよかったらもう少しお話ししませんか?』

なんか、告白みたいな感じになっちゃった、

ゆた「いいですね。あっちの談話室行きましょう」

ひゅうが「息抜きもいいだろ。な？」

やま「しょーがねーなー」

動画で見てた感じがこうやって目の前に存在する。

ファンからの視点ってこんな感じなんだ…

何だか微笑ましくて、ずっと笑っていられる。

私達は靴を室内用に履き替えて、談話室にむかった