癒され企画 ページ14
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《リクエストありがとうございます!》
「「プリンスwith」」
「姉貴の!」
「「「癒され企画〜」」」
ということで始まりましたけども。
「Aさんそれ声に出してください。(笑)」
まこっちゃんってやっぱり心読んでるよね?
エスパーなのかな。
「おっと失礼、ということで始まりましたけども。本日の企画はですね、RAMPAGEのプリンス共は普段から私みたいな俳優じゃない組と仕事の量が違いますよね。お兄さん達、ちょっと癒しが足りてないんじゃないですか?」
「「「いえーい」」」
「足りてます!」
「うん吉野くん。とりあえず足りてないって言ってくれる?」
「あ、ごめんなさい」
気を取り直してカンペをちらり。
「えー、海司くんにとっての癒しとはなんですか」
「あ、今日そういう感じなんですね。僕はやっぱり猫ですね」
「ですよね?じゃあ竜ちゃんにとっての癒しはなんですか」
「僕はあのー、可愛い犬の動画を母親と送り合うことですね」
「知ってます。ということで!」
「「ちょいちょいちょい」」
「僕たちは?!」
「陸はファッションでしょ?光輝は思いつかない」
「Aさんです!」
「うん、わかった。あと3時間ぐらい静かにしといてね」
いつも通りを知らないスタッフさんたちは私たちを笑う。
「そんな癒しが足りてないプリンス共!そんなんでカノンさんを堕とせると思ってんのか!」
「「「いえーい」」」
「元気がないなぁ。まぁ癒しが足りてないプリンス共だからしょうがないかぁ」
「「「いえーい!」」」
「ということでプリンス共、向こうを見たまえ」
私がそう言うと、カメラの向きが変わる。
そしてぱっと幕が上がり、プリンス共から歓声が上がる。
「好きな動物、イメージ動物を独自に調査しまして、犬、猫、ミニブタ、ひよこゾーンを作りました!みんなで見てまわって癒されちゃいましょう」
ちなみに私はハンディビデオカメラでプリンス共の癒されている姿を撮って、ファンの子達を癒したいと思います。
それでは!
Let's Go!
「発音いいですね」
「まぁアメリカ住んでたからね。てかまこ。また心読んだよね。私今発音してないんだけど。」
「気のせいですよ」
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作者名:L | 作成日時:2020年6月12日 12時