素直になれないのは君のせい【月永レオ】 (ページ32)

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お姫様同志の結婚式ページ32

泉｢教室にいないと思ったらここで何してんのぉ？｣

『っ…ぁ…泉…』

丁度タイミングよく私があいつと唇を重ねようとしたところを目撃された

嵐｢あらあら、お姫様の結婚式かしら♪｣

泉｢いや、なんで王さまがそんな服きてるのぉ？そういう趣味…｣

レ｢噴水に落ちたら女になったんだよ｣

『だから私の服を貸した』

泉｢じゃあなんであんたもロリィタなんかきてるのぉ？｣

『このクソ女に着させられた！脱がされた！変態！』

思ったことを全部口にした
だってこれは事実。

嵐｢それにしても噴水に落ちて女の子になるなんて興味深いわねェ｣

凛｢へぇ〜、王さま割とあるじゃん｣

レ｢うわっ…びっくりした。なんだリッツか｣

後ろから腕をまわし胸を揉む姿はとてもただのセクハラにすぎない

泉｢くまくん、そんなことしたらセクハラになるでしょぉ？｣

凛｢王さまだから〜…あ、今は女王さまか〜｣

レ｢セナも揉む？｣

泉｢いい！とりあえず戻る方法探さなくきゃいけないでしょ｣

呆れたように言うと、腕を組みながらこちらを見る

『何？』

泉｢別にぃ？こんな光景珍しからねぇ、｣

目に焼き付けようってか

レ｢なぁ、さっきの続きしろよ｣

『いや、みんないるでしょ？』

バカなのかこいつは、こんなところでキスしようってよっぽどの物好きだな

嵐｢せっかくだからベールもつけましょ！｣

どこからか取り出したのはよく花嫁がつけるベールだ
なんでそんなもの持ってんの。撮影とかであったんか

凛｢一気に花嫁って感じだね〜似合ってる｣

『…まじですんの？』

レ｢今は女子だからできるんだろ？やってみろよ｣

さっきと今は状況が違うだろ。
見られながらするなんて…

『…分かった、私の負け……ん』

唇を重ねた。よくよく考えれば女の子同士のキスなんかどこがいいのか
百合はまぁ、嫌いでも好きでもないけども

シャッター音が聞こえた

『今誰か写真撮った…？』

凛｢バッチリ写真写真に収めておいた｣

嵐｢だって一生ない出来事ですもの♪｣

凛｢グループチャットに貼っておくね〜｣

『は…』

司｢遅れてすみません！ってなぜleaderとA先輩はdressをきているのですか？｣

『誰か私を殺して…』

この後数時間後にレオの身体は戻りましたとさ