片 道 切 符 .

No.12 ページ14

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大樹先輩の話聞いたらなんか怖そうだからテニス部やめとこうかなって思ったけど「とりあえず体験入部してきなよ！」ってマミちゃんが言うから来てみた … 。









『 友達いないや … 』









毎日と言っていいほど隼と玲於くんとマミちゃんと一緒にいるからいつの間にかクラスで話しかけてくれる人は減っちゃった。









　 「 体験の有村さんだよね？ 」







『 えっあっはい！ 』









話しかけてくるのいきなり過ぎだよ …
心臓止まっちゃう









　 「 僕は副部長の佐藤大樹です！よろしくね！ 」









『 あっ … えっと1年の有村Aです … ！ 』









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この人が大樹先輩 … なんだ





確かにすごく優しそう … 。









　 「 そんなに緊張しないで大丈夫だよ！(笑) 」




　 「 Aちゃんって呼んでもいいかな …？ 」









『 はい是非 …！ 』









　 「 是非ってなに(笑)無理Aちゃん面白い(笑) 」









なんてちょっと小馬鹿にした感じで笑ってくるの。

テニス部楽しそうだな。

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