検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:14,632 hit

291華 ページ48

坂田 「え、もう行くん?」

『うん』

坂田 「そっかー」

さかたはそう言ってココアを飲み干し、ごみ箱に捨てた

あら、ついには全部飲んじゃったよ
この人

『あ、そういえば』

坂田 「ん?」

センラ 「どしたん?」

センラとさかたは不思議そうに私を見る

『お姉ちゃんが「とても綺麗な人だった、僕もまた会えたらいいな」って言ってたよ』

坂田 「…………」

センラ 「っ!!」

私は振り返ってそう言った

そしてまたね代わりに手を振って教室に戻った

その場に取り残されたセンラと坂田

坂田 「Aのお姉ちゃんって僕っ子なんかな?」

センラ 「知らん、さっきの口ぶりからやとそうかもしれんな」

センラはコーヒーにストローを刺す

坂田 「…………」

センラ 「…………」

坂田とセンラは黙ったままだ

坂田 「…………Aさ」

センラ 「…………」

坂田 「Aの匂い、どっかで嗅いだ覚えのある香水と一緒だったんやけどさ……」

センラ 「…………」

坂田 「なんでやと思う?」

センラ 「…………知らん」

坂田の疑問にセンラはコーヒーを飲んで、こたえないようにする

292華→←290華



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
96人がお気に入り
設定タグ:浦島坂田船 , 歌い手
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

明桜(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます!これからもゆっくり更新していくので、よろしくお願いします! (2022年10月2日 11時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
- わわわ、更新嬉しいです!続き楽しみにしています!!! (2022年10月2日 11時) (レス) id: ede5190494 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1  
作成日時:2022年9月18日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。