269華 ページ26
離れてなんてどうしたんやろ?
僕がぽかんとしてると同時に、水葉様の顔が近くにあるようにも思えた、ってか近すぎるんやけど!?
僕はすぐに水葉様が言ってることが理解できなくて、数秒後に分かった
分かった瞬間、いそいで水葉様から少し離れた
離れたといっても隣にいることは変わりはせんけど
な、なんてことしとるんや!自分!
受け取ってほしさに夢中になってしもうてた
顔が赤くなってるのが、分かる
だって暑いんやから
そして開けてもいいかと水葉様は言ってきた
もちろん!君にあげたんやから、はやく開けて見てほしい
僕が頷くと、箱を開ける水葉様
そしてプレゼントした物をキラキラした目で見ている君
良かった、この様子だと喜んでもらえたようや
僕があげたものは、花の形をした香水
花が気になったのだろう
花の名前を言おうとすると、僕が言うより先に君が
『百合』
その名前を言った
そう言った君は切なさそうにしていた
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明桜(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます!これからもゆっくり更新していくので、よろしくお願いします! (2022年10月2日 11時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - わわわ、更新嬉しいです!続き楽しみにしています!!! (2022年10月2日 11時) (レス) id: ede5190494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2022年9月18日 16時