【NARUTO～暁～】記憶喪失少女6 (ページ9)

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249話ページ9

あ「うん、確かに…大体予想つくし…」

サク「え…」

あ「五代目火影でしょ?…なんとなくサクラに似てる」

…確かに…見事にそっくりになった

チ「…お主らの所にサソリが居るというのは…本当か…?」

あ「…あなたは」

チ「サソリはわしの孫じゃ」

あ「………あ…(思い出した…そういえばサーちゃんの記憶の中でも…)…わざわざ会いに来たんですか」

チ「まぁの…久しぶりに可愛がってやりたいんでのォ…まぁ、先にお主を可愛いがってやる…」

すると、クナイを数本ミヨに投げた

あ「…?」

それを難なく避けるミヨ

…さて…どうしたものか

チ「3人共…少し耳を貸せ」

カ･ナ･サク「…!!」

ダッ!

オレはクナイを取り出すと走り出す

あ「…」

…ガイ並の体術だな

オレは手にチャクラを溜めると

あ「…!」

カ「千鳥…!!」

が、これも避けられた

…ま、これも予想通り

ナ「螺旋丸!!」

あ「土遁･土流壁」

ナ「サクラちゃん!」

サクラが左手で壁を壊す

あ「ッ!?(動かない…まさか…)」

サク「しゃーんなろー!!」

ミヨが腕をクロスさせたが耐えきれずはじき飛ばされ岩に激突した

あ「カハッ!」

＿＿＿

オレ達はミヨの元へ行く

あ「…そういえば…サーちゃんのおばあちゃんが居たんでしたね…チャクラ糸に気付くのが遅れちゃった…まんまとやられちゃったなぁ…」

ミヨはオレ達を見る

ナ「…ミヨ「けど…」!?」

あ「まだまだだね…」

チ「お主…影分身じゃな…」

ナ･サク「…え!?」

ナ「ふ…普通の影分身ならとっくに消えてるはずだってばよ!」

サク「そうよ!なのになんで!」

「…きっとミヨの独自の影分身…そうだろ」

あ「…さすがカカシ“さん”とサーちゃんのおばあさん…ご名答です」

ｸｯ…

「イタチもそうか…?」

あ「…さぁ?…よく見てみればどーです?すぐそこに居るじゃないですか」

＿＿

「途中から変な感じはしていたが…」

ナ「どういうことだってばよ…!?」

チ「…こやつ…「知ってらっしゃるんですか?」あぁ…由良…うちの里の上忍だ」

「砂の…?どういうことです?」

チ「わしにも分からん…」

サク「…もしかして…“暁”のスパイ」

みんな、ミヨを見る

ミヨは横目でこちらを…いや…息絶えた由良を見ていた

エメラルドグリーン色の瞳を静かに揺らして…