【NARUTO〜暁〜】記憶喪失少女6

244話 ページ4

ボンッ!

…………

サソ「遅ーな…あの髷ダラ…」

「…案外手こずってるのかもね…でも、サーちゃんは行こうなんて考えないでね?」

サソ「…分かってるよ」

ｸｽｯ…

サーちゃんはデイちゃんの事が大切なんだろうな…デイちゃんもサーちゃんの事、凄く大好きだし…何かあったらいつも“旦那”って言ってるし…

サソ「…………なんだ」

「ｸｽｯ…ううん、いいコンビだなぁ…って思って」

サソ「…………なんだそりゃ」

ﾌﾌｯ…

サソ「……大丈夫なのか?」

「え…?」

サソ「何か浮かない顔をしてたぞ…」

…………

「…うん、大丈夫だよ」

サソ「……………………そうか」







…………ごめんね



＿十分後

ﾊﾞｻｯ…

…!デイちゃん…左腕が…

サソ「遅ーぞ…待たせんなっつたろ」

デ「結構強かったんだ…こいつが…うん」

サソ「だから、もっとちゃんと準備しとけって言ったんだ。…左腕潰されてんじゃねーか」

…我愛羅の…砂縛柩…

私は左腕の止血をしながら鳥を見た

鳥の尾には我愛羅が拘束されていた

「デイちゃん…帰ったらすぐにもう一度診るからね」

デ「おう!ありがとな」

サソ「…行くぞ」

ｻﾞｯ…

「待て!」

………!

「我愛羅は返してもらうぜ!」

…カンクロウさん

サソ「…………デイダラ…お前はミヨを連れて先に行け」

カ「…!ミヨ…!?」

ｽﾞｻﾞｯ…

サーちゃんが前に出る

…………

カンクロウさんは背から巻物を三つ取り出すと

パンッ!ﾎﾞﾌﾝｯ

サソ「…!」

傀儡…

三体の傀儡を出した

デ「じゃ、オイラ達は先行くぜ…ミヨ…行くぞ、うん…」

「…………うん」

カ「行かせるか!」

ガキィ!

ﾊﾞｻｯ……ﾊﾞｻｯ……

サソ「オレは人を待つのも待たすのも好きじゃねーからな…すぐに終わらせる」

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