【NARUTO～暁～】記憶喪失少女 (ページ47)

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44話ページ47

タ「いやー超楽しいわい、こんなに大勢で食事をするのは久しぶりじゃな!」

…私も久しぶりだな

あの後、ナルト達が木登りをしている間私は雪と白と一緒に修業をしたり町に行って、様子を見てきたりしていた。

…やっぱり町の様子はひどかった…ガトーは許せない
あ…そうそう、木の影にいた子はやっぱりタズナさんのお孫さんでイナリ君と言うらしい…ってゆうか

ナ・サス「おかわり!…うっ!」ゲロゲロ～

こっちはこっちでこの2人は一体何やってんだろ?

サク「吐くんなら食べるのやめなさいよ!」

サス「…いや食う!」

ナ「我慢してでも食わなきゃ早く強くなんなきゃなんねーんだから」

「…あのねぇ、、」

皆「ビクッ」

自分でもびっくりするぐらい低い声が出た

「確かに強くなるにはいっぱい食べればいいと思うけどねぇ吐くまで食べるのは違うでしょーよ、ツナミさん達に失礼でしょうが」

ナ・サス「ハイィ、ごめんなさい!」←

まったく…
私は次にビクついてるカカシ先生を見るとﾋｯ!と言って逃げ腰になっているのを捕まえ

「…カカシ先生も一様先生なんだから注意しなさい」

カ「一様って…「ｷﾞﾛ」ﾋｯ!ごめんなさい!」

タ「嬢ちゃん…怒ると怖いのぉ…」

…タズナさんが言ったことはまぁ…スルーしよう

サク「あの～なんで破れた写真なんか飾ってるんですか?イナリ君食事中ずっとこれ見てたけど、なんか写ってた誰かを意図的に破ったって感じよね」

ツ「…夫よ」

タ「…かつて…町の英雄と呼ばれた男じゃ…」

ｶﾞﾀｯ
イナリ君が席を立って扉に向かっていった

ツ「イナリ!どこ行くの!?ﾊﾞﾀｯイナリ!
父さん!イナリの前ではあの人の話はしないでって…いつも…!」

そう言ってツナミさんも出て行った

カ「…何か訳ありのようですね」

タズナさんはイナリ君のこと、この町に起こったことを
全て話してくれた

イナリ君には血の繋がっていないお父さん、カイザさん
がいたらしい…その人は国の人々に英雄と呼ばれイナリ君にとってとても大切な人だった…けれど、ガトーがこの国に来て…カイザさんは皆の前で公開処刑をされそれ以来、イナリ君やツナミさんそして町の人も変わってしまった…

だから…あの子の目…

ｶﾞﾀｯ
ナルトが椅子から立ち上がり…転んだ←

サク「何やってんの?ナルト…」

カ「…修業なら今日はやめとけ」

ナ「証明してやる…このオレが…この世に英雄がいるって事を証明してやる!!」

「…気をつけなよ?」

ナ「おう!」