【NARUTO～暁～】記憶喪失少女 (ページ40)

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37話ページ40

サク「すごい霧ね前が見えない!」

おじさん「そろそろ橋が見える。その橋沿いに行くと波の国がある」

ナ「うひょう!でけー!!」

おじさん「コ…コラ!静かにしてくれ!この霧に隠れて船出してんだ、ガトーに見つかったら大変なことになる」

…ガトーねェ…
確か表向きは海運会社として活動してるけど裏ではギャングや忍の使い麻薬や禁制品の密売…つまり嫌な商売をしているわけね…そいつが波の国の全てを独占した、けれどそのガトーが唯一恐れているのが現在タズナさんが中心で建設中の橋の完成…それで邪魔なタズナさんを消そうとしてる…と…でも…

＿＿

カ「しかし分かりませんね…相手は忍すら使う危険な、相手…なぜそれを隠して依頼を？」

タ「波の国は超貧しい国で大名ですら金を持ってない
もちろんわしらにもそんな金はない!
高額なBランク以上の依頼をするような…」

タ「まあ…お前らがこの任務をやめればわしが確実に殺されるじゃろう…が…なーにお前らが気にする事はない
わしが死んでも10歳になるかわいい孫が一日中泣くだけじゃ!!あっ!それにわしの娘も、木の葉の忍者を一生恨んで寂しく生きていくだけじゃ!
いやなにお前たちのせいじゃない!」

…アハハみんなひどい顔
カカシ先生まで目すわってるし

カ「ま!…しかたないですね…国へ帰る間だけでも護衛を続けましょう！」

タ『勝った！』

＿＿＿

おじさん「もうすぐ国に着くぞ」

少し進んで行くと

おじさん「オレはここまでだ、それじゃあな気ィつけろ」

タ「あぁ超悪かったな」

「あっ…あの…あ…あり…がとうござい…ました」

そう言うとおじさんは少し笑って

おじさん「お嬢ちゃん達も気ィつけろよ」

そう言って去って行った

タ「よーしィ!ワシを家まで無事送り届けてくれよ」

カ「はいはい」

どうしたんだろ…?ナルトがキョロキョロしだした

ナ「そこかぁーっ!!」

みんな「………」

ナ「フ…なんだネズミか」

と、無駄にかっこよく言っている

サク「って何かっこつけてんの!!
そんなとこ初めから何もいやしないわよ!」

カ「コ…コラ!たのむからお前がやたらめったら手裏剣使うな…マジでアブナイ!!」

…ピクッ
いる…

ナ「そこかァー!!!」

サク「だからやめろー!!」バコ

ナ「グガァ!!ホ…ホントに誰かがこっちをずっと狙ってたんだってばよ」

私はカカシ先生とナルトがなげた方へ向かうと
ユキウサギ?…どうして…まさか…変わり身用の…ザッ

「みんなふせて!!」