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祐也くんと付き合ってから
一緒にいるようになってから
それでこそ気付くことが一つあった。
ただそれは、異変に気付くだけで
何かは分かっていない。
小さな頃から、家族で花火を見ていると言った時
さっきのように、家まで送ってくれた後
それに今までも、お母さんとかの話…
お母さん…
あ。
「 家族 」
今までの異変が起こった時を思い出した時
すべてに当てはまったのは
今私の目の前で、ご飯を囲んでいるこの家族で
母「 何ボーッとしてるの?体調悪い?」
父「 え?A大丈夫か?」
昔からずーっと優しかった家族で
「 もしかしたら… 」
きっと何か 私に隠してる。
それは良いことではない気がして
すぐにでも先輩に会いたくなった。
母「 A?」
「 …へ?あ、ごめんっ 」
正直に言うと、私は恵まれてる子だと思う。
母「 ふふ、いっぱい食べてね 」
「 うん!もちろん 」
祐也くんのことで確信はないけれど
あの異変をほっとけない。
彼女になれたんだし
次会った時、聞いてみようかな。
ベッドに入って携帯を開けば
祐也くん疲れてると思うから早めに寝ろよ。おやすみ。
いつものように、私を気遣うLINEが送られていた。
ほんとに…心配性。笑
笑っちゃうくらい心が暖かくなって
A祐也くんもね?おやすみなさい。
そう送って、目を閉じた。
きっといい夢が見れる気がして。
その日の夢が何だっかは覚えていない
頭の中が祐也くんだらけだからかな?
なんて
思ったりして
あの異変が何かを
私が知るのは、それからすぐだった。
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葵ゆき - 1つお願いが。まだまだ新米ですが小説が書こうと思います。で、少しこのお話に似てしまうと思うのですが、このお話の名前を小説に出していいか聞きに来ました。。 お返事待ってます。 (2019年4月6日 22時) (レス) id: 4e7532b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きみえさん» きみえさん、コメント嬉しいです!ありがとうございます〜!!(≧▽≦) (2018年10月5日 22時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
きみえ(プロフ) - 切ない、、、大好きな作品です!!続編楽しみにしています!!これからも応援してます! (2018年10月5日 22時) (レス) id: 07ca606d01 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きたにかこやまさん» きたにかこやまさん、コメントありがとうございます。無事こちらは完結しましたが、まだまだ続くのでぜひ応援してくださると嬉しいです(^_^)! (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - ナナしさん» ナナしさん、何だか読まれてしまってコメントを返せずにいました。ごめんなさい。私的にこの小説はもっと続けたいので最後まで見守ってくれると有難いです。(^_^) (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真子 | 作成日時:2018年8月13日 2時