手越くんと 私の 歪んだ愛 【 番外編 】

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_______放課後

















美麗と 教室で話をしていた



話と言っても 、全て 俺に質問ばかりだけど 。


























美「 ほんとに私のこと好きなの？ 」




手「 もうそれ何回目？ 」




美「 だって 、急に怪しすぎるじゃない 」




















... 面倒臭い 。




好きじゃねえよ 、当たり前だろ 。

























なんて言えなくて 。




















美麗の頬に手を添えて 、キスをした 。

















これでもう 、何も言えないはず 。



























だったけど 、






















「 ゆう ... や？ 」



















愛しい人の声で 、そんなのどうでも良くなった 。























手「 A？ 」






















見られたくない





違う





これを見せなくてはいけないんだ






















「 なんで 、キスしてるの ... ？ 」

















目を潤ませて 、俺にそう聞く
























俺が答えられないでいると 、



美麗が きつい言葉を浴びせ出した 。























美「 邪魔しないでよ 、帰って 」
























... 黙れ







そう言いたくても 、言ってはいけない 。






















ここまできたんだ



ちゃんと 、嫌われてやるよ ... もう 。



















ごめん
















本音じゃない
















けど言うよ


















手「 俺 、お前のこともう好きじゃないから 」

















吐き捨てるように言い



美麗を引き寄せて 、またキスをした 。
























静まり返る場に


Aの すすり泣く音だけが響く 。




















ほら 、増田さんに拭ってもらいな 。


















ほかの女にキスしてる男のことなんか忘れてさ 。

















そのまま 、あの時かけたパーカーを


投げ捨てて 教室から走って出ていった 。

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