この教室で私たちは…《暗殺教室×しゅごキャラ？》 (ページ12)

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12時間目単純な理由ページ12

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『理由？』

殺「はい。…ただ、それは私の口からは話せません。」

そうだよね、過去に何かあったとしても他人がベラベラ喋っていいものじゃない。

私の過去だってこの学校ではなぎひこだけが知ってればいいと思うし。

殺「君たちには私を殺す目的以外に、彼らを支える役目にもなってほしい」

『私たちがですか？』

元々は私達も重い悩みを抱えて生きてきている。
でもそれを乗り越えることができた。

それなら、確かに少しでも力にはなれるかもしれない。

『分かりました。頑張ります』

殺「ありがとうございます」

な「あの…それじゃあ僕からも質問なんですけど」

殺「なんですか藤咲くん？」

な「僕達はなんでE組なんでしょうか？」

確かに。
学力もE組にいるほど悪くはないはずだし、なにか悪いことをやらかしたわけではない。

殺「それは、私の存在を知ってしまったからです」

『それだけ？！』

殺「そうです。国家機密ですから」

もうちょっと重大な理由かと思ったらほんとに単純だった。
まあでも、普通に殺し屋も楽しいからいいかも？なんて思ったりして。

『それじゃあ、失礼しました…』

私たちは用は済んだから職員室を出た。
すると、それと同時にカリンも出てくる。

カ「なんか面白そうだね！クラス！」

『そうだね！』

な「え…僕は不安だけど…」

リ「なぎーは深く考えすぎるからだぜ」

なぎひこは、そう？と聞いてきたから、私は強く頷いた。
いつも真面目だからね、なぎひこは。

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