猫田くんのご主人様 ページ43
姫宮「うに?!え、なに?ファンの子達?」
伏見「坊っちゃまから離れて下さい」
side姫宮桃李
急に来た女の子のような容姿の子に目を見開くと会長が口を開いた
天祥院「あぁ、姉妹校の宝石が丘学園の子達だね、制服で気がついたよ。今日は姉妹校の見学にでも来たのかな?」
巴「えっと、そうじゃなくて」
杏「俺たちはね、Aのこと聞きたくてここに来たんだよ」
Aという言葉に弓弦がぴくりとしたのに気が付いた。もしかしてこの人達はAのお友達?
姫宮「お前たちAの友達なの?」
雨「と、友達というか.......」
巴「僕らはAの仲間だよ!Aのことモノ扱いみたいな事しないでよ!Aは、僕らの事仲間って言ってくれたもん。それに、僕らと一緒にいたいっていってくれたもん!僕らのこと見ていたいって一緒にいてくれるって約束したもん!」
思わずその言葉たちに呆然とした
そんなこと僕は1度も言われてないからだ
小さい頃からAとは一緒だった
Aは小さな頃いつもそばにいてくれた、弓弦が軍事施設に行った時も近くにいた
それでも一緒にいたいなんていっかいも言ってくれなかった
言葉にしてないだけで思ってくれてると思ってた
白雪「落ち着いて、俺たちはAくんと連絡を取りたくてここに来たんですよ。彼を責めに来たわけじゃないです。」
天祥院「うーん、よく分からないけれど姫宮の家のことだし、僕らは余り関わらない方がいいのかな桃李」
姫宮「会長.......はい。これは姫宮のもんだい、学園にまで持ち込んでごめんなさい」
とにかく、この場は収めないとと思った時だった。
「ちょっとなにやってんの」
聞こえた声にそちらを見ればAがかけてきていて、弓弦が口を開こうとした
しかしそれは出来なかった
だってAは僕らの前に来たんじゃなくて、彼らの横にたったのだから。
「やっぱりミー達だった!ミーの声して何事かと思ったよほんと心配させないでよね。ミーに何かあったらあの幼なじみ2人に怒られるの俺らなんだから」
巴「え、え?!Aなんでここにいるの?!」
「いやこっちのセリフ!!パール全員寮から出ちゃダメってなってるじゃん!みどりからきいてるんだけど?何呑気に夢ノ咲来てんの?!いや呑気なのがうちの良さだけど流石に事務所に怒られるよ?」
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作者名:ゆめの | 作成日時:2019年3月1日 15時