猫田くんとオーディション ページ35
オーディション当日
sideA
ついた先は大きな事務所だった
「え、こんな大きなところ所属してたの祭利」
なんか社名どっかで見たことある気がするけどスルーしようとみんなで会場に付けばそこには上層部の連中たちが並んでいた
そこに1人、やけに若い男の子がいた。随分と綺麗な顔の子だ
思わず見つめてしまえば目がばちりと絡み合う、かれはいっしゅんおどろいたようにしたが直ぐにこちらを見て人の良い笑顔を浮かべた
思い切りうさんくさいけどね
みんなを見れば緊張しているのかミーと祭利は手を握りあってるし、零先輩もほんの少し顔が強ばってる杏先輩は・・・緊張とかなさそう。
「零先輩もミーも祭利も大丈夫だよ、やれる事はやったんだし。俺ら皆でいるんだもん。緊張する必要なくない?」
巴「なんでAは緊張してないのー?!」
「そりゃ、オーディションとか滅多にないし、楽しいじゃん?なかなかない機会だし楽しもうよ」
ね!と笑いかければ4人は笑ってくれた。良かった少しは大丈夫になったかな?
「それじゃ1人ずつ選考していきます。よばれたひとからじゅんばんにまえにでてください」
「失礼、猫田Aさんで良かったですか?」
始まったオーディション、さてお手並み拝見と見学モードに入っていれば名前を呼ばれた
「?何かありました?」
随分と若い、俺たちと同い年くらいの人に名指しをされたため首をかしげれば彼はこちらに向かってきた
すると人の周りを回りながら無遠慮にジロジロと見つめたかと思うと少し考えた動作をする
なにこいつ。しかしどっかで見た顔なんだよなこいつ。
そしてこの感じなんだか既視感がある。
「猫田さんでしたよね!あなたは別室にて自分がオーディション致しますのでどうぞこちらへ!」
巴「え?でも5人でやるやつはどうしたらいいの?」
「ああ、それなら彼のパートはほかの人が代役として読みます!プロなら突然のキャスト替えに対応出来なければいけませんし!
それではお借りします!」
グイグイと手を引かれ戸惑いながらも着いていく
ほんとこいつ強引すぎない?!
とにかく、みんなは大丈夫だろうし自分のことに集中しなきゃと気を引き締めた
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ももた(プロフ) - 1128 (2018年11月18日 9時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - ワイモイさん» コメントありがとうございます!コラボしてしまいました遂にまた手を出しましたクロスオーバー頑張って行きますのでよろしくお願いします (2018年10月21日 11時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - 名無し丸さん» 温かいお言葉ありがとうございます・・・ほか作品も頑張っていきます!お心遣いありがとうございます (2018年10月21日 11時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - 羅衣奈さん» コメントお返事遅れてすみません!応援の言葉ありがとうございます!あんスタの方も続編始まりましたのであちらもよろしくお願いします! (2018年10月21日 11時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - ワイモイさん» コメントありがとうございます!ひめにゃんヤンデレ妹なので怖いです! (2018年10月21日 11時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめの | 作成日時:2018年10月3日 22時