猫田くんの祈り ページ26
sideA
みんなにありがとうを言われ何も出来ないことが悔しく思う
だって俺はこの子達を救う力なんてない。
話を聞くしかできない
今俺には何も力がないから。
あるのは歌と声だけ。
あとは映像を作るのが得意なだけだ。
俺たちDEVILのライブには特徴があった
それは映像だ。
俺達が演奏してるあいだノンストップで俺たちのバックには映像が流れる。
曲の歌詞に連想されるグラフィックだったり、曲のイメージと俺の見る音楽の溢れた世界の映像
歌詞を、歌を形としたそれが魅力だったりするわけだ
それがみんなに出来たらいいのに･･･
でも求められてないよね
｢あのさ、本当に辛い時は言ってね。仲間じゃなくて部外者だからこそ言えることもあると思うし。力になれる限りはなりたいから｣
佐和｢何言ってるんだ？部外者だなんて思ってないよ。なぁ？｣
雛｢うん、Aは立派な仲間だよ｣
ポンっと頭を撫でられて驚く
今まで仲間はDEVILしかいなかったから。不思議な感覚だ
｢ありがとう｣
。
。
巴｢はー･･･なんか凄かったね｣
あれからみんなの元に戻り、色々見回ったのだがなんというかみんな本気だった。
何がってちゃんとがむしゃらに仕事に打ち込んでいたからだ。
はっきり言ってパールは遊んでいるようにしか見えないし、学園にいらないと言われてしまっても仕方ないかもしれない。
｢でもさ、俺は皆の事好きだし･･･皆とだから頑張りたいって思うよ？｣
杏｢A！！｣
雨｢A先輩は本当に優しいですね｣
｢別に？優しさでここにいるつもりないんだけどね。
言ったでしょ、みんなに惹かれるものがあるからここにいたいって。
それぞれ光るものもってるのは本当｣
これからどうするの？なんて聞けば悩んでしまう彼ら
｢そろそろ、焦らなきゃいけないんじゃない？焦ればいいって訳でもないけどさ。
なんていうか、俺もっと皆なら出来ると思うよ。
俺も、やるし｣
巴｢！そうだね、僕らもAとなら行ける気がする！｣
白雪｢不思議ですね、俺も同じこと考えてました｣
杏｢うんうん、それじゃ一回帰って作戦会議しよっか。｣
手を繋いで歩き出す。どうか彼らの行く末が明るいように祈ることしか出来ないけど、せめてそれくらいは許されるように
干渉しても許されるように祈った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ももた(プロフ) - 1128 (2018年11月18日 9時) (
レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - ワイモイさん» コメントありがとうございます！コラボしてしまいました遂にまた手を出しましたクロスオーバー頑張って行きますのでよろしくお願いします (2018年10月21日 11時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - 名無し丸さん» 温かいお言葉ありがとうございます･･･ほか作品も頑張っていきます！お心遣いありがとうございます (2018年10月21日 11時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - 羅衣奈さん» コメントお返事遅れてすみません！応援の言葉ありがとうございます！あんスタの方も続編始まりましたのであちらもよろしくお願いします！ (2018年10月21日 11時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - ワイモイさん» コメントありがとうございます！ひめにゃんヤンデレ妹なので怖いです！ (2018年10月21日 11時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆめの | 作成日時：2018年10月3日 22時
