[男主]猫田くん3[OA！＋あんスタ]

猫田くんと忠告 ページ23

荒木｢単刀直入に聞こう。ユニットの状況を手短に報告しろ｣


パール結成から1ヶ月ちょい

俺達は荒木先生に呼び出しをくらった



｢先生が仕事持ってくるくせに把握してないの？

はい！いろんな曲書いて、あとは声優業もモデル業もやってマース｣


巴｢A凄いよね！この前ファッション誌で次来るイケメンランキング1位とってた！みたよー！かっこよかったー！｣


白雪｢今度ドラマも出るんですよね、見ました｣


荒木｢そうじゃない！パールの！って話だ！お前のじゃない！｣



早くしろと急かされれば杏先輩が口を開いた



杏｢仲良くやってまーす｣



荒木｢具体的には？｣


木でフォークとスプーン作ったり漫画貸し借りしたり？とみんなでやったことを報告すれば荒木先生の眉を寄せられ


荒木｢生ぬるい部活か！！！｣



ついに怒鳴られてしまった


もう、祭利泣くからやめてよねぇ！！



荒木｢もう一度思い出せ、お前達のユニットにはそもそも杏の退学がかかってるんだ。｣


杏｢あー･･･｣


荒木｢今思い出したみたいな顔やめろ！もうあれから1ヶ月たってんぞ！どうするんだ！｣



どうすると言われても、なんてみんなが悩めば荒木先生は眉を寄せ、そして口を開いた



荒木｢やっぱり自覚が足りないな、この際だからはっきり言っておく。ユニットとして成果をなさなければ処分されるのは杏だけじゃない

Aを除く、4人まとめて退学だ。もちろんAは特待生剥奪だからな｣



元々目をつけられていたパールの4人を延命させたのがユニット結成


がむしゃらになれないのならやめろと現実を突きつけられる。


まぁ現実はそんなものだよな


杏｢でもAは成果残してるよー？処分されるの？｣


｢連帯責任だよ。俺もユニットとしての仕事とか後回しにしてたし｣



ユニットの子達といるとキラキラした歌がかけるから良いんだけど、多分世間が求めるのはそういうことじゃない。



荒木｢そういう事だ。Aは無理してでもパールに入ってる。

成果が残せないのなら他のユニットにぶち込むからな｣



杏｢それはもっとやだー！！！｣



荒木｢嫌ならお前達も真剣にやれ！｣



真剣に、やれかぁ･･･

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