烏野高校3年マネージャー！！！！！！【HQ】

番外編17 最高の双子 ページ45

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side 赤葦

春高が終わって木兎さんたち3年生が引退してから、少しうちの部活は静かになった

元気な木兎さんがいないだけでこれほど静かに感じるのか。と思ってしまうくらいに

ただ、木兎さんは大学進学ではないので3年生の中ではよく練習に参加してくれる方だ

多分今日も…

「おーす！おれも練習入れてー！」

「木兎さん、お疲れ様です」

「おー、あかーし！今日スペシャルな人連れてきた！」

「…え、誰ですか？」

『…こんにちは』

「「Aさん？！」」

『あはは、お久しぶりです』

「え、なんでAさん東京にいるんですか？！」

『珍しく京治くんがテンパってる』

「Aちゃんプロの入団試験でこっち来たんだ！明日には帰っちゃうけどな」

『そう、それで光ちゃんが練習行くから一緒に行くぞ！って』

「おい木兎ー、お前自由すぎるだろ。こっちとしてはありがたいけども」

「あ！監督！！今日Aちゃんも練習します！！」

「そういうのは事前に言ってくれ」

「はーい」

『闇路監督、お久しぶりです。春高準優勝おめでとうございます』

「ありがとう、惜しかったんだけどね」

『中継で見てました。光ちゃんがあそこまで自由にバレーをさせてもらえたのは監督のおかげだと思いますので。本当にありがとうございました』

「いやいや、こちらこそ」

『今日練習に参加させてもらってもいいですか？』

「ああ。木兎の面倒もついでに見てね」

『それはもちろんです。マネ業務も何かあればしますので』

「それは助かる！！」

『よろしくお願いします』

「はいよ」

本当礼儀正しい、しっかりした人だなって改めて思った


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