11話 ページ13
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『う"え"え"ええ"え"ええ"えええ"...』
「ほら、いい加減泣き止まないか。目が腫れてしまうぞ？」
『お゛ん...』
グズグズとみっともなく泣きながら、そんな会話を繰り広げていると突如として開かれる扉。
「あ、えっと...お、おはよう...！」
な ん だ あ の 緑 モ サ モ サ 頭 。
「あの子は...！」
『え"っ...』
待ってママなんでそっち行くの待って私の近くにまだトロピカルドリアン少年いるんだけどおおおお！！
1人にしないでよおおう！！！！
「おはよう！確か君は...」
わーーーーー話しかけに行ってるし！！！
お前コミュ力お化けかよ！！！！チキンな私に少しコミュ力分けろ！！！
『お゛ううう...』
「...おいてめぇ」
『なんでずがっ！！！』
「一々ビクビクしてんじゃねえぶっ殺すぞ！！」
『ぎゃあっ！！！ごめんなさい！！！』
わかった！！！わかったからその手収めてよ！！
さっきからボムボム言ってて怖いんだよ！！！！
「...てめぇ、覚えてないんか。」
『はいっ？！え、なにが！？』
「...ちっ」
『舌打ち！？』
何故かドリアン少年はそのまま不機嫌顔で自分の席まで戻ってしまった。
え、まってなにそれ理不尽すぎてまた涙出てきたんだけど。
『う"ぇ...』
「おーっと大丈夫か！？」
『！？』
涙がこぼれ落ちそうになった瞬間、ティッシュで拭き取ってくれたピガピカイケメンいるんだけど。
思わずぽかんとして見つめると、視線に気づいたピカピカ君がこちらに目線を合わせてくれる。
「あ！俺後ろの席の上鳴電気な！よろしく！」
『よ"、よ"ろ"しぐ...』
ニカッと笑顔で手を差し出される。
なんだコイツコミュ力カンストしてやがる。
...ん？まって私友達できた！？？！(気が早い)
(友達1号！上鳴電気！)
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ルヤン - 作者さん、杖より先に蹴りが出る系魔法使いのパスワードを教えてくれませんか！ (2022年11月30日 11時) (
レス) @page3 id: 3ea84b7f36 (このIDを非表示/違反報告)
3センチのヒラメ - 続き待ってます！！ (2022年8月20日 23時) (レス) @page43 id: 2437250cc3 (このIDを非表示/違反報告)
青折り紙 - いっぱいちゅき（はーと）毎回腹よじれるくらい笑ってしまう…こんな話待ってました!! (2022年1月6日 11時) (レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 面白すぎるぅ！続き待ってます！ (2021年12月20日 17時) (レス) @page43 id: ff535d7292 (このIDを非表示/違反報告)
yuikus - 続き待ってます！ (2021年12月6日 14時) (レス) @page43 id: af10224484 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいしいくじら
| 作成日時：2020年5月11日 16時
