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入学式 ページ23

「入学式ですね」
「年齢、16歳扱いなんですね.......
一応20歳なんですけどね.......」
「見えますから大丈夫ですよ」


イヤリングのおかげで、今鏡に映った自分の姿は
少し華奢な男だった。


元の世界では女?と見間違われてしまいそうだが、この学園の生徒には美しすぎる先輩方もいるそうで。


女としては複雑な心境であるが、こういう状況なので一安心した。


「では、少しだけおやすみなさい」
「はい、学園長」

ここからは、あくまで生徒と先生。
その線引きは必要である。
黒い棺桶の中で眠りにつく。次に起きる時は入学式が始まる時だ。

少しだけの不安と、これから始まる新しい学園生活に心を躍らせた。












仲秋の名月、とはこのような夜のことだろう。



月明かりが照らす夜。



今日のこの良き日に入学式は行われる。

棺の中で爆睡していたが、時間が来たことにより光が差し込んだ。ガタゴトと音を立て開く棺。



棺を出れば、今年の新入生と、在校生である各寮の代表者がそこにいた。



諸先生方の入学祝いの言葉が終わり、寮別けが始まった。一人一人が鏡の前にたち、そこで自身の魂と合う寮を鏡が判別するそう。

鏡に言われたその寮長の元へと移動する。その寮に入寮することになるのが一連の流れ。




色んな人がいるなー、と見渡しながら自分の番が来るのを待つ。


本当に美人な人が沢山いる。

群を抜いて美しいのはやはりポムフィオーレの寮長さん。その美貌はこの世の美しさを超えている。



鏡の選別が終わり、次の人と、呼ばれ出てくる長身の男。




その姿を見て絶句した。











(フロ.......イド.......)

寮分け→←苦しくも愛おしい



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Ria*(プロフ) - すみませんごめんなさい…。前にしたコメントゆっこさんのことを呼び捨てに…!!わざとじゃないんです、ごめなさい!ゆっこ"さん"です!訂正させてください!! (2020年8月6日 10時) (レス) id: 33e95337be (このIDを非表示/違反報告)
白玉の星(プロフ) - 速く………………速く………………思い出してほしい…これからも頑張ってください……………… (2020年8月5日 21時) (レス) id: 897ea2c55e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃすけ。(プロフ) - 全編見たとき泣きました…( ; ; )この作品が今までで一番好きです!!更新ものすごく楽しみにしてます!!頑張ってください! (2020年8月5日 20時) (レス) id: 0f6c0c9d97 (このIDを非表示/違反報告)
Ria*(プロフ) - 続編心待ちにしてました!ゆっこの作品大好きです!これからも楽しみにしています!! (2020年8月5日 18時) (レス) id: 33e95337be (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - 名前変換させてほしい… (2020年8月5日 12時) (レス) id: ed99c8170d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっこ | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/novel/series/1297564  
作成日時:2020年8月4日 20時

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