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テストが終わり、順位が張り出された


健や美月、虎太郎、幸大、雛、アリサは順位を見に行った




健「お!美月ちゃんまたトップ?すげー!さすが!」


貴「ふふ、ありがとう⋯。なんだか照れますね⋯」




等と話していると




虎「えっ、ちょ、はぁ!?!?俺、シバケンより下なんだけど!?な、何があったんだ!?」


健「あららー、こたちゃん。残念だったねー!俺、やれば出来る子だからさー!」


雛「私もだ⋯」


ア「私も⋯。何があったの⋯」



そう

いつもはこのメンバーの中で1番下の健が、虎太郎、雛、アリサよりも点数が高かったのだ



貴「ふふ⋯、頑張りましたもんね」


美月は自分のことのように、嬉しそうにしながら健に言った



健「美月ちゃん、ほんっとに助かった!ありがとう!」



虎「え、シバケン、夜風に教えて貰ってたのか!?」


雛・ア「羨ましい⋯!」



貴「私は少し教えただけです。あとは柴崎くんの努力でこれほどの結果になったのですよ!」



美月がこれほどまでにも嬉しそうに言うものだから、健は嬉しさ反面、恥ずかしさで顔が少し赤くなった



(はぁ、なんでこんなに可愛いんだ⋯⋯。でも、本当に助かった。ありがとう⋯美月⋯)




雛「次のテスト、私も教えて貰っていいかな?」

ア「私も⋯」

虎「お、俺も!シバケンばっかりずるいぞー!」

幸「じゃあ、僕も教えてもらおうかな」


各々が美月に言い寄った


健「はぁ?瀬戸口さんとアリサちゃんはいいけど、虎太郎と幸大はだめ。てか、幸大は元々頭いいだろ!」


貴「ふふ、まぁまぁ⋯。皆で勉強すると、楽しいと思いますし、次のテスト前には勉強会でもしましょうか!」



健「えー!ちょっ、美月ちゃーん!」


(独り占めにしたかったな⋯⋯)








【愛蔵side】

順位が張り出されたため、見に行くと



あいつの下だった

あいつとは


勇「あれー?愛蔵、俺より下だね」


うざいくらいの笑顔で言ってきた



(本当に性格悪いなこいつ⋯!次は絶対勝ってやる⋯!)





【愛蔵side 終了】

41→←39 (健side)



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作者名:りんご飴 | 作成日時:2019年6月6日 23時

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