小さくなってみた《マルコ》(ニコさんからのリクエスト) ページ11
マ「………これはどういう事だよい……。」
白ひげ海賊団一番隊隊長の朝はいつも早い。
朝5時には目を覚まし、身支度を済ませ、食堂でニュースクーが運んでくる
新聞を静かに読む。
それが彼のルーティーンだった。
だが、今日は違う。
彼が食堂に行ってみれば、見知らぬ少女がちょこんと椅子に座っているではないか。
何度まばたきをしても目の前の少女は消えず、何ならどんどんとはっきりしてきたぐらいだ
マ「……お前さんは誰だよい」
特に騒ぐことなく、彼は謎の少女へと声をかけた
少女はゆっくりとマルコを見ると、まるでおもちゃを見つけた子供のように笑ったのだ
「あー！マルだ！！」
マル……？誰だ、そりゃあ。
この船にマルなんて奴いたか。と彼は考えるが、中々出てこない
誰も口を開かなくなってから20秒が経った時に、やっと彼は"マル"が自分のことを
指しているのだと分かった
マ「まじかよぃ………俺はどっかの女と子供を作っちまったのか………」
人は寝起きだと頭が回らないとよく聞く。
自分をマルと呼ぶ少女を訝しげに観察する彼も、頭が回っていない
少女があのAだと気づいていないのだ
マ「お前さん、名前は？」
考えることを放棄したマルコは、深くため息をつき少女の隣に座る
少女は怖がることなく、寧ろ満面の笑みでこう答えた
「Aだよ！！私、マルのお嫁さんになるの！！」
マ「っっっっ！？！？」
とりあえず落ち着け、自分。
たとえ見知らぬガキが突然よく知っている女の名前をあげ、自分の嫁になるとか言い出したのは
きっとこれが夢だからだ。
マルコはそう自分に言い聞かせ、ドクドクと鳴り止まぬ心臓を落ち着かせようとする
「Aねー、なんか小さくなったんだよ？？」
この一言で、少しずつ冴えてきた彼の頭が一気に覚醒する
あぁ……きっとこれはサッチの策略だろう
それなら合点がいく
起きてきたら拳骨一発だ。と心に決め、マルコは隣に座る少女の
小さな頭を撫で回した。
これがAって知ったら、止まるもんも止められねぇだろぃ？？
→続く
続き→←遊女の格好をして吉原ラメントを歌ってみた(トウカさんからのリクエスト)
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海軍 - もし書くのが難しいなら無理には言いません。すみません🙇 (3月24日 1時) (
レス) @page30 id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - 初めましてこの作品はとても良いです。リクエスト1つ良いですか？キャラが旧三大将､ルフィ､サンジからお仕置きを受ける話を書いて欲しいです。 (3月24日 1時) (レス) id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
スピーカー - 麦わら一味で｢キャラの事が好きすぎて泣いてしまったら｣でもし余ったら作者様のご希望のキャラを入れてくれませんか？ (11月24日 12時) (レス) id: 5a1647ae5b (このIDを非表示/違反報告)
狼大好きぃい - 初コメです！！「Happyfaceっていう薬(飲むと笑うことしかできなくなる)を飲もうとしていたのをキャラに見られたら？」お願いしますｯ！ (10月14日 2時) (レス) id: 12e8ae7676 (このIDを非表示/違反報告)
豆大福 - 初めまして。貴方様の作品がとても好きです。リクエストよろしいでしょうか？「我慢していたキャラの理性を切れさせてみた」＋コラソン をお願いしたいです。 (2022年8月7日 22時) (レス) id: dfee756c2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ショコラ | 作成日時：2019年10月16日 16時
