蝶屋敷の主 2［鬼滅の刃］

69話 ページ19

『話が出来て良かったよ

頑張ってね炭治郎くん』




炭「は、はい！」





『それと、




集中だよ』





頭を撫でて下に降りると頑張りますと
聞こえた




きっと彼ならカナヲの力になってくれる








僕がやり遂げられなかった分まで






____
(回想)







藤襲山で七日間、鬼を斬り
最終日まで過ごしていた





勿論、その間に怪我した子の
手当もしたよ





きっと大丈夫だと思っていた。







でも____




「おめでとうございます」


「ご無事で何よりで御座います」





生き残ったのは






僕だけだった。







僕がもっともっと、鬼を斬って
あの子達を助けれたなら





『(いや、そうじゃない)』





僕だけ生き残ったのなら
剣士にお館様の子供になれなかった


子達の分まで僕が想いをのせて
刃を振るってあげる。









『それが、僕の……』








同期達への弔いだ



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
作者コソコソ噂話


実は錆兎達とは同い年だけど
選別には錆兎達が受ける前の時に

受けていたので同期はいない


しかし同い年である錆兎達を
同期だと思っている

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