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67話 ページ17

炭治郎side




舞蝶さんが帰ってくる数日前







「え?此処の家主さんに会ったのか?」




善「うん、でも不思議な音がしたんだ」





善逸は生まれつき耳がよく
人の感情もよみとれる。





「不思議な音?」





善「あぁ、えっと確か……



悲しい音がしていたんだ
時々、聞いていられない程の

硝子にヒビが入るような音」





耳を抑えて悲しげな
表情を浮かべていた。




そんなことを言っていた善逸の
言葉を思い出し

今、俺が嗅いだ匂い




それらを照らし合わせて
言葉を紡ぐ。






「舞蝶さん、その……悲しいですか?」






『え?』








「あぁ、えっと……その、悲しい匂いが
舞蝶さんからしたので」





俺がそう言うと舞蝶さんは
柔らかく、優しく笑った



それは俺が狭霧山で大きな岩と共に
錆兎の面を斬った時



笑った顔と同じだ。






その瞳には何か諦めか何かが
見える。

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宵月葵(プロフ) - アイチさん» ありがとうございます!!無理せずに頑張りますね! (2019年11月27日 18時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
アイチ - 毎日小説を読んでいて、続きが気になっていて更新が楽しみです(*^^*)無理せず宵月葵さんのペースで更新頑張って下さい!!応援してます!!! (2019年11月27日 10時) (レス) id: 54d9e947f9 (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - ベルモットさん» 続編でも読んでくださりありがとうございます!!爆血ですね!分かります! (2019年11月24日 11時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 引き続き拝読させて頂きました。血の技が好きです。ねずこちゃんの。 (2019年11月24日 0時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - ツクヨミさん» ありがとうございます!更新楽しみに待ってくださいね! (2019年11月14日 16時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宵月葵 x他1人 | 作成日時:2019年11月12日 6時

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