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頬を平手で叩かれた。
あ、よく、小瀧くんを追いかけてた子達だ。
女「王子に色目使ってたんやってな」
女「いっつもいっつも、ここでお楽しみのようで」
事実無根だ。
「知りません」
女「さっきも2人だけで仲良くしてさぁ」
女「目障りなんよね」
桜田さんの立場になったみたいやなぁ
ずっと願ってたことやん。
少しちゃうけど。
「小瀧くんとは、ただのお友達で」
女「友達?!生意気な」
女の子がまた、手を大きく上にあげた時、
ドアがガタガタとなった。
女「誰か来たみたい」
鍵をかけてたらしく、少しは頭がきれるようだ。
ー「おい!A!!」
ドンドンとドアが叩かれ、怒鳴り声も聞こえた。
女「もう、行こ」
女「しらけた」
女「もう、二度と王子と口聞かんように」
ただ、私は、桜田さんのように強気ではいられない。
彼女たちの言葉に頷いた。
彼女たちは、鍵を開けると直ぐに出ていった。
代わりに入ってきたのが
「あれ、、どうしたん?」
重岡だった。
重「大丈夫か」
「うん?、、ふふ、何が?」
重「なぁ、嘘なら、嘘って言ってくれへんか。」
殴られた。痛い。助けて。
そんなことより
こうやって、切羽詰まったように来てくれたことが嬉しい。
「ちょっと、びっくりした」
そう、笑ってみせると
重岡は鋭い目つきで私に近寄り
勢いよく、抱きしめた
ドスッと音がしたほど
重「俺は、すっごい、心配した」
ドッドッドッ
そんな音が彼から聞こえて、頬が熱くなった
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のんれもん(プロフ) - いむさん» いむさん、コメントありがとうございます。私自身、恋焦がれるストーリーが好みなので、そういっていただき、本当に嬉しいです。ありがとうございます (2020年4月17日 15時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
いむ(プロフ) - お話、すごく面白かったです。相手が何を考えているのか読めない展開。切ない場面がたくさんあって胸が苦しくなりましたが、その切なさがまた好きなのでドキドキしながら読み進めました。のんれもんさんの作品大好きです! (2020年4月17日 0時) (レス) id: 0bff5eea3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんれもん | 作成日時:2019年4月16日 19時