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____『誰彼構わず告白して、ビッチ』
ザワザワと周りがなる中で、天使のように優しい声で最後に、耳打ちでそっとそう囁いた。
イチ「あ!何か、、ごめん。シゲに相談されて、望も被害に遭ったらどうしよって不安なって、口走ってしもうたわ」
そして直ぐに、いい子に戻る。
ただ、正直なだけ、悪気のないような視線で
私だけ悪者。
美咲「ちょっと」
昔と変わらない状況
私のすぐ傍にいる『友達』も。
いつものように、美咲は私の味方でいてくれて
心の支えなんだけど、それが怖く感じる時もある。
木内サクラという前科のおかげで。
イチ「あ!皆、今の忘れて!私がシゲに怒られるからさ」
後ろで他の子達が何かをコソコソ話すモノ音だけがして、目の前には無罪の女の子がいる。
気にしちゃダメ。そんなのわかってる
あの頃とは、異なる状況なんだから
声に、、、声に出しっ
「だっ! 」
__ダメなのかな?重岡くんを好きになったら
自分の言葉すら声に移せない。
黙って戸惑いを溜め込んでいた分、音にして解放しても
私を直視する、真っ直ぐで綺麗な人間には
弄れた私の意見なんて通らないと思い知らされる。
イチ「ん?」
「な、、何でもない」
あくまでも、私は_____
ー「何で、ハッキリ言われへんのかな」
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作者名:のんれもん | 作成日時:2021年2月24日 19時