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_経験がモノを言う ページ45

*




パッとしない時間ばかり過ぎていく。









美咲「そんなん言われたん?」






「ん。まぁ、私には贅沢すぎる人だったのかも」







美咲「なんやねんそれ。」









「本人の言葉じゃなくて。周りからの催促で勘違いした。」









美咲「でもさぁ。向こうは普通に接してくるんやろ?」









今朝も普通に挨拶したし。

今週の土曜にある体育祭についての話し合いでも、いつも通り話しかけてくれたし









「変に気まずくなるよりは、じゃない?」







美咲「まさかさ。アンタ、デートで失敗でもしたん?」






「へ?」








美咲「よっぽど、何かが重岡には引っかかったんよ。ど?心当たりない?」









「わか、、らない。」









美咲「こりゃ、プロに相談せな。」









「誰よ」









美咲「経験豊富な男子?こーゆーのは異性に聞いた方が早いねん。、、誰かおったかな」









「こんな話できる人いないよ」









美咲「せやなぁ」









昼休憩の教室、私の席でこっそり話してたのに

何かがいる。









美咲「それよりさ、、3人おるよな、今」








「やっぱり?」








美咲「しかも、経験豊富そうな男子」









2人して横を向けば、机に頬杖をついてコッチを見ていたお隣さん。









「な、、んですか」





小「お前、振られたんやぁ」









人の不幸を嬉しそうにする小瀧くんは、椅子を私の隣へ移動させて話に完全に参加しだした。









小「俺が思うに、シゲってデレが苦手なんよ。何かそーゆー事してへん?」







「デレ?」







美咲「あ!確かに。イチャイチャとか甘い言葉とか、嫌いそう」







「そんな事してっ」









何か、言わせちゃったかもしれない。
絆創膏とかその辺で…

でも、あれだけで?そんなの









小「したんや」




「してない」





小「嘘つけ。お前、案外甘えたやろ。」






美咲「何でわかんの?!」







小「まぁ、勘?」

_〃→←_急がば回れ



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(プロフ) - ご返信ありがとうございます!更新する度に見に来てます笑応援してます(^^) (2021年2月2日 2時) (レス) id: 45490ea103 (このIDを非表示/違反報告)
のんれもん(プロフ) - なさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。更新した際には、また是非読んでください! (2020年12月20日 22時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とても面白いです。お忙しい中だと思いますが更新頑張ってください! (2020年12月19日 3時) (レス) id: 3d8afbfd34 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のんれもん | 作成日時:2020年12月17日 20時

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