She's a baby... 【3】

＿不要な責任 ページ38

*
【Sigeoka said】







放課後、誰もいない教室で居残り。









イチ「なんで、紙に記入してへんの。」





重「しとるやん！」





イチ「もう、、、今から言うから書いてって。リレーの選手が＿＿＿」









体育祭は数日後やけど。その前に、、

Aとデート行くことが決まって、





今だに自分の言動が嘘みたいに思える。

初めてちゃうんやけど




なんつーか









イチ「ちょっと、聞いてる？」





重「っえ？あ、うん。障害物競走が俺と、誰やっけ」






イチ「はぁ？」







重「あれ、違った？」









誰かとデートつーか、

自分から好きとか、好意示したのが初めてやから

明後日がその約束の日なのに、実感がわかへん。








そのせいか、ボーッとしてまう。









イチ「シゲは応援。障害物競走は望と私と中村さんが出るってなった、言うたやん」









重「え？俺、応援なん！！なんで？！」









イチ「私、応援団とか嫌やもん。やから、副委員長のシゲ。」









各学級委員の1人が応援団に入ることになっていた。

まあ、イチの応援団は想像つかんけど。









重「やりたかったわ」






イチ「リレーの選手やから、目立てんで」







重「そ？、、、なら、まぁ。ええかな」









クラス対抗の障害物競走もある。
それも、クラス代表3人が1組となって出る種目。


いっちゃん、楽しい競技やったんやけどな









イチ「あと決まってへんのは無いな。よし、先生に出してくる」







重「俺行こうか？」







イチ「ええよ。」







重「そっか。んじゃ、先帰るわ」









鞄を肩に掛けて帰ろうとすれば、何かが引っかかり、、いや、後ろから服を掴まれ引き止められる。









重「わっ、びっくりした。なんやねん！帰れへん」









イチ「私、望に振られた」







重「、、へぇ。」








イチ「シゲの言う通りになった。責任とって」

＿〃→←＿非行動的

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