_ハンカチの彼女 ページ23
*
美咲「ごめん!もう帰らなきゃ!」
そう美咲が店を出てから数分後、小瀧くん達の団体がお会計にレジに立った。
吉田「俺、電車あっから先いくわー」
山本「おい!待てや!俺もお先っ」
雑にカウンターに置かれた小銭。
4人の合計金額を表示して待つ
__そう言えば
小「うわっ、吉田足りひんやんけ」
レシートを見ながら小瀧くんと重岡くんが店を出ようとした所を
声をかけて引き止めた
「小瀧くんっ」
小「っんえ?」
「ちょっと待ってて欲しい」
返事も聞かず、急いでスタッフルームへ行き、鞄から小さめの紙袋を手にして
急ぎ足に彼らの所に戻った
「これ、、イチちゃんに渡して欲しい」
昨日借りたハンカチ。
そう言えば、今日来てなかったから返せないでいた
小「あぁ、ええけど。自分で行けば?」
「へ?でも、」
小「俺ら待っとるし。バイト終わるまで」
重「俺らで届けたらええやん」
小「ちょっとええ?」
私の目の前で小瀧くんは重岡くんの肩に腕を回して、私に背を向けコソコソと何かを伝えていた。
直ぐに向かい合わされ
重「Aは、今日何時までなん?」
「あと、1時間」
重「いっ、、、俺ら1時間後、また来るわ」
そんな、1時間待つってこと?
__そこまでしてでも無い気もする
「明日、会えたらでいいや。ごめんね、ありがとう」
小「イチ、明日も明後日も、その後もずーっと来ーへんかもよ?いや、来ないな、来れへんやろ」
そんな言い方
「何か、あったの?」
小「気になんなら、1時間後な」
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な(プロフ) - ご返信ありがとうございます!更新する度に見に来てます笑応援してます(^^) (2021年2月2日 2時) (レス) id: 45490ea103 (このIDを非表示/違反報告)
のんれもん(プロフ) - なさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。更新した際には、また是非読んでください! (2020年12月20日 22時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - とても面白いです。お忙しい中だと思いますが更新頑張ってください! (2020年12月19日 3時) (レス) id: 3d8afbfd34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんれもん | 作成日時:2020年12月17日 20時