仁くん！ ページ16
「何、コイツ。お前寮に人間の女連れ込む気？」
「………………………」
僕を指差して的外れなことを言う金髪さんに、相猫さんは盛大にため息を吐いた。
僕も女と間違えられたことにため息を吐きたい。
「……彼は転校生だ。一年、Jクラス。よく見ろ、制服を着ているだろう」
「てんこーせー？このガッコに？は、しかも何コイツJクラスなの！？女みたいなのに！？」
こー見えて強いの！？なんの眷属だよ！？
とまくしたてる金髪さんの頭を、相猫さんが軽く叩いた。
「わめくな。彼は妖ではない。だが、普通の人間でもない。そして正真正銘男だ」
「ふーん。転校生ねぇ。オレは一年Jの犬神仁。よろしくなっ同じ一年同士、仲良くしようぜ！」
『あっ惹宮彩灯です！
こちらこそよろしくお願いしま……わっ！？』
「カタイって！同い年だろータメでいいぜ！」
抱き締められて背中をバシバシ叩かれる。痛い。最初見たときは怖そうだったけど、笑うと明るくて少し子供っぽい。
そしてなぜ抱き締める、なぜ。
『あのっ離してくださいっ犬神さん！』
「んー？お前がタメで名前呼びしたら離してやるよ」
『えっ？はっ離して！仁くん！』
やけになって下の名前を呼ぶと、肩をつかんでガッと離された。いちいち痛い。
そして目をじっと見つめられる。心なしかその黒い瞳は、嬉しそうにキラキラと輝いていた。
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叶(プロフ) - 途中までは同じ内容ですが、更に話を増やしていくので、もうひとつの方をよろしくお願いします！ (2018年7月15日 19時) (
レス) id: d6d502d1d8 (このIDを非表示/違反報告)
叶(プロフ) - 過去最高76位、お気に入り登録20人ありがとうございます！今日見てびっくりしました…携帯壊れてなければ続けられたのに！ほんとに泣きそうです。評価も一気に増えて、嬉しい限りです。！ (2018年7月15日 18時) (レス) id: d6d502d1d8 (このIDを非表示/違反報告)
叶(プロフ) - この作品をお気に入り登録してくださった方々、もしよろしければ新しい方の作品もよろしくお願いいたします！ (2018年7月14日 13時) (レス) id: d6d502d1d8 (このIDを非表示/違反報告)
叶(プロフ) - 完全にデータがとんだので、IDも違います。他にもかなでさんという名前の作者さんがいらっしゃったので、名前も変えました。、 (2018年7月14日 13時) (レス) id: d6d502d1d8 (このIDを非表示/違反報告)
叶(プロフ) - この作品の作者です！スマホがぶっ壊れてデータが全部消えて、作品を途中から続けることができなくなりました。なので、新しく書き直そうと思います。 (2018年7月14日 13時) (レス) id: d6d502d1d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：孤爪かなで | 作成日時：2018年3月14日 23時
