まんね:51 ページ1
「ヨボセヨ…」
「A？、今大丈夫…？」
「…パボ、大丈夫じゃない、何か芸能関係の仕事しないかって勧誘が何人も来てて家から出れない
モデルの方も仕事増えたし」
「……悪い」
「はぁ、あんたと関わりを持った私にも落ち度があるし、芸能人と遊びに行くってことがタブーだったのに…。今回は私も悪い」
「そんなこと」
「だから、もう関わらないことにする」
「え？」
「あんたにも、あんたのお兄さん達とも
連絡もしてこないでって伝えといて
もちろん、あんたも」
「………ｯうん、」
「…じゃあ、もうきるから」
「…」
「…………みあね、」
「！」
プツッ
なんで、
なんでお前は悪くないのに
謝らなくてよかったのに
俺がちゃんとしてなかったからこんな騒ぎになって、結果的にあいつにだけ迷惑かけて
泣きそうになっているとヒョンが近づいてきて慰めてくれた
マネヒョンも心配してくれてる
…こんなことになるなら、今日遊びに行かなければよかった
そしたら、こんなことにはならなかったのに。
なんて、今更遅い後悔。
「ジョングギ、Aちゃん何て？」
「…もう、関わらないって
連絡もしてこないでって」
「そっか………、そっかぁ…」
「アーミーは許してくれてもAちゃんが許してくれなきゃ意味無いもんね」
「…ヒョン」
「なに、ジョングギ」
「僕、どうしたらいいですか？」
「こればかりは僕たちにも難しいし、時間が解決してくれるわけもないしね
まずはアーミーにちゃんと説明しなね」
「…はい」
不甲斐ない俺にヒョンたちは大丈夫だと背中や肩を叩く
こればかりはどうしようもないから、ヒョンたちも多くは語らない
…俺ってほんと子供だ
自分のことばっかで周りのことなんて見てなくて、
今だってAのことで頭がいっぱいで、大切なアーミーのことも考えてなくて
いくらほとんどが応援してくれても良くも思わない人もいる
ちゃんと、説明しないと。
零れそうになる涙を堪えて、ヒョンたちに頭を下げた。
「ヒョン、」
「ん、わかってるから
アーミーの皆ならわかってくれる」
「！僕がやること知って…」
「当たり前だよ、どれだけお前といると思ってんだ
ヒョンを舐めるなよ？ㅎㅎ」
「僕たちもAちゃんと喋れなくなるの嫌だし、」
「ジミナこう言ってるけどジョングギが心配なの」
「やー！テヒョナ！！」
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み の り(プロフ) - 今更ですがコメント失礼します。この小説前からすごく好きで、すごく続き楽しみにしながら見てました。続き待っています! (2018年7月16日 20時) (
レス) id: 723e1f6a63 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - この小説本当に大好きです。続きお願いします！ (2018年6月7日 1時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：橄欖
| 作成日時：2018年3月12日 0時
