弐佰陸の型 ページ6
.
炭治郎side
目が覚めると数名の鬼殺隊士の前で縛られていた。
…この匂いは錆兎だ!
でも顎や喉が痛くて話そうにも話せない。
杏「うむ!これからこの少年の裁判を行うと!なるほど!」
この人達は誰なんだ…?
ここはどこだ!
し「ここは鬼殺隊の本部です。
今から貴方は裁判を受けるのですよ。
竈門 炭治郎くん。」
炭「!!!」
し「裁判を始める前に君が侵した罪を説明──
杏「裁判の必要等ないだろう!
鬼を庇うなど明らかな隊律違反!
我らのみで対処可能!鬼諸共斬首する!」
宇「ならば俺が派手に頸を斬ってやろう。
誰よりも派手な血飛沫を見せてやるぜ。もう派手派手だ。」
蜜「(えぇ、こんな可愛い子を殺してしまうなんて…胸が痛むわ、苦しいわ…。)」
悲「嗚呼、なんというみすぼらしい子供だ…可哀想に…。
生まれてきたこと自体が可哀想だ…。」
有「鬼を庇う奴なんて初めて見たな。」
無「(何だっけあの雲の形…なんて言うんだっけ…。あとでAに聞こう…。)」
カナエ「(でも鬼を庇うってことは仲良くしてるってことよね…?違うのかしら…。)」
錆「(口出しはしない方がよさそうだな…。)」
禰豆子は!禰豆子は…!?
隠「お前、柱が話をしているのにどこを見ている。
このお方達は鬼殺隊の中でも最も位の高い十三名の剣士様だぞ。」
炭「柱…。」
悲「殺してやろう…。」
杏「うむ!」
宇「そうだな、派手に。」
炭「禰豆子…禰豆子、どこだ!…禰豆子!善逸、伊之助!」
小「そんなことより冨岡はどうするのだ。拘束もしてない様で俺は頭痛がしてくるんだが?胡蝶めの話によると、隊律違反は冨岡も同じだろう。どう処分する?どう責任を取らせる?どんな目にあわせてやろうか。」
冨「……。」
小「なんとか言ったらどうだ冨岡。」
俺のせいで冨岡さんまで…!
冨「……。」
し「まぁ、いいじゃないですか。
大人しく着いてきてくれましたし。処罰は後で考えましょう。
それよりも私は坊やの方から話が聞きたいですよ。」
カナエ「でも傷だらけだから喋りにくい筈よ…?Aちゃん、治してあげてないの?」
Aさんって言うのか…。
困った匂いがする。
それにやっぱり傷を治せるのか…異能…血鬼術か?
3178人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わんわん(プロフ) - 8828(名前に意味はないです)さん» うっわあ本当にすみません、ありがとうございます^^;めっちゃごちゃごちゃで覚えてしまってましたね...申し訳ないです。ご指摘ありがとうございます、活用させていただきます( .. ) (2020年8月18日 22時) (レス) id: c01d3dab23 (このIDを非表示/違反報告)
8828(名前に意味はないです) - ちょっと修正。下弦の名前です!ファンブックに載ってましたが、参考になれば幸いです。壱…魘夢(えんむ) 弐…轆轤(ろくろ) 参…病葉(わくらば) 肆…零余子(むかご) 伍…累(るい) 陸…釜鵺(かまぬえ) らしいです! (2020年8月18日 19時) (レス) id: 8b5b5f36c4 (このIDを非表示/違反報告)
わんわん(プロフ) - きあさん» ひぇぇええありがとうございますうう!!もうめっちゃ嬉しいです、感謝感激...!涙がっ...続編でもよろしくお願いします(*^^*) (2020年8月12日 15時) (レス) id: c01d3dab23 (このIDを非表示/違反報告)
わんわん(プロフ) - カルナさん» コメント返すの遅くなってすみません!!続編出ました...!いつもコメントありがとうございます!励みになってます!伏線結構あるのでぜひぜひ探してください☆ (2020年8月12日 15時) (レス) id: c01d3dab23 (このIDを非表示/違反報告)
きあ - ええええ!続編おめでとうございますうう!!!!この作品大好きです!毎日楽しみにしてますっ体には気をつけてがんばってください!! (2020年8月6日 23時) (レス) id: f7544522dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わんわん | 作成日時:2020年5月18日 23時