推しは守り助けるもの 伍【鬼滅の刃】

弐佰肆の型 ページ4

．









累「……。」



累くんかわよ…




…え、守る？守った方がいいのこれ？




え、どうしよう…





え？




取り敢えず走ろ。





『(うわぁ、間に合うかな…。

累くんの糸速いもんなぁ。)』






鬼殺の呼吸 参ノ型 百鬼夜行




ｽﾊﾟﾝｯ




糸を斬る。



累「！！！」





間に合った…この腕力…！
悲鳴嶼さんとの鍛錬の成果が出てる…ありがとうございます！



『大丈夫？』




サ「あ、あぁ…大丈夫…だ。」/////




炭「！！！！貴方は！！！！」




やば、そりゃ匂い覚えてるよね…ごめん炭治郎！





サイコロステーキ先輩を担ぎ、その場から逃げ出した。




サ「(こいつ…俺のことが好きなのか…！まぁ惚れるのも仕方がないな。恋人になってやろう。)」





『ごめんね、大丈夫？』




サ「ふん、お前が来なくても俺はあの程度の糸、斬れていた。」




『あ、そう…じゃあまた…。』




サ「あ！おい！……照れ屋なのか。」









なんか今までで一番原作を壊した気分…。




罪悪感が凄い……。



仕方ないよね、もう癖ついてるんだもん。



死にそうな人見たら助けちゃうんだよ…！




そろそろ炭治郎も累くんとの戦闘だろうな…。



また元の場所に戻り、炭治郎と累くんの戦闘を眺める。




うわぁ見てて痛々しいな…早く治してあげたいけどしのぶちゃんがそう簡単に治させてくれないだろう…。




暫く戦闘が続き、禰豆子ちゃんは宙に吊り下げられる。




『……。』




炭「ヒノカミ神楽！ 円舞！」






凄い……かっこよ！




開いた口が塞がらないとはこの事か！




禰「(血鬼術 爆血！！！！)」




禰豆子ちゃんの血鬼術も合わさり、刃は更に強靱になる。



『凄いなぁ…。』





だが案の定累くんの頸は斬れておらず、その場に倒れ込む炭治郎。





でも、


冨「俺が来るまでよく堪えた。あとは任せろ。」




炭「！！！」



累「次から次に…僕の邪魔ばかりする屑共め…！

血鬼術 刻糸輪転。」




冨「全集中 水の呼吸 拾壱ノ型 」




炭「拾壱ノ型！？」




累「拾壱ノ型がなんだって言うんだ！」




冨「 凪 。」



全ての糸が切れる。




累「！！！！ そんな筈はない！もう一度…！」




スっと頸が斬れた。



そして義勇が累くんの着物を踏みつける。




冨「鬼に情けをかけるな。」




炭「足を退けて下さい...！」





『義勇、駄目でしょう。』

弐佰伍の型→←弐佰参の型

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す