推しは守り助けるもの 参【鬼滅の刃】

佰伍拾の型 ページ49

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なのに昨日は遊びに連れて行ってくれたの？



大切な休みなのに。



嫌じゃないの？



僕、知ってるよ。




寝る時は僕達が寝るのを確認してから寝てるんでしょ。



昨日の帰りも僕達を気にしながら歩いてたし。




自分の心配が一番じゃないの？


なんで自分の優先順位を下げるのさ。




お館様からも聞いた。



" 普通鬼の数える単位は"匹"の筈なんだけれど、Aは"人"で数えるんだよ。


とても優しくて良い子だから、たくさんの人に尊敬されてるんだ。"




こんな子中々居ないって言ってた。


当たり前だよね。



普通そんなことしないよ。



それにAは優しいから他の隊士に好かれてるって女中の人から聞いた。




それでも断る時は断ってるって聞いて、本当に優しい人なんだってわかった。




Aの優先順位は何？



自分は最後なんでしょ？



じゃあ誰がAを守るの？




昨日、"私は強いから"って言ったけど、そんなのわからないじゃん。



鬼には強い鬼もいるんでしょ？



死ぬことだってあるんでしょ？




無「！！！！」





じゃあAは、








今日死ぬかもしれないの……？




無「…っ…。」




「無、無一郎様！？！？どうしました！？

食事がお気に召しませんでした？！」




美味しい筈のふろふき大根でさえも涙が混じり不味く感じる。









無「……Aに会いたい…。」





＿＿＿

続編いきます…


読者様、読んでくださりありがとうございます。

hit数を見て、コメントを見て、ニヤける日々です。

本当に、感謝してもしきれません…

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