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佰弐拾の型 ページ20










それから少しして定食が来た。


私が食べたい気持ちが強いと言った方を私の方へやり、自身のは私が二番目に食べたかった物。



『わぁ!!美味しそう。頂きます。』



きっと私の為にしてくれたんだろうなぁ。

この定食の味を噛み締めとこ。




『んふふ。』




実「何笑ってんだ気持ち悪ぃ…。」



『(実弥のデレが)美味しくてね。』




実「そうかィ、ほらよ。」




一口分を箸で掬ってこっちへ向ける実弥。

え?



『(あーんしてもらって)いいの?』




実「俺から言ってんだァ。」




『じゃあ貰おうかな…』パク



実「どうだァ?」




『ん、とっても美味しいよ…!私のもあげるね。』




お返しだし…犯罪じゃないよね…下心はないよ…多分…


でも誰だって推しと関節キスは死ぬ程嬉しい筈だし…




実「……うめェ」




『ふふ、良かった。不死川くんは──




実「その呼び方やめろォ。気味が悪ィ。」





『じゃあ、不死川?』




実「なんか違ェな。」




『実弥?』




実「ん。それでいい。」



名前で呼んで欲しかったのかよ可愛いなおい…




『私はAでいいからね。(願望)』




実弥「あァ。


A、なんで鬼殺隊に入ったんだァ?」




『守りたい人が居るからね。ならなきゃいけなかったの』




実「ふぅん、家族とかかァ?」




『ちょっと違うかな。仲間だよ、勿論実弥も』




実「だから匡近の時も泣いてたのか。」




え?

なんで知ってんだ、隠の人にも見られないとこで泣いたのに!









『……見たの?』







実「……まァ。」




『……下弦だって何となく聞いてたし、柱居ないって聞いてたからさ。


私が守らなきゃって思ったんだけど、駄目だった…』




涙で視界がぼやける。




実「匡近の想いは俺達が受け継いだんだァ。落ち込むんじゃねェ。」




わしゃわしゃ頭をなでてくれる実弥。




一番苦しいのは実弥の筈なのに。
一番苦しい彼でさえ、前を向いている。
光り輝く未来を夢見てる。




私がへこたれてどうすんだ!!!




『うん、そうだね。もっと強くならなきゃ。』





実「あァ。」

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眠いちゃん - 可愛い…尊い…萌えるよ…神だよ… (2023年1月5日 20時) (レス) @page28 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
不死川実弥LOVE - 私も実弥LOVEです。 (2020年11月5日 17時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
はぷはぷ島はぷ子((仮:小百合141 - あは…もう由亜さんの作品全部良い…1番のおきにいり作者さんですゥゥゥ尊敬の眼差し (2020年8月17日 0時) (レス) id: 1e0c41aa85 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 佰拾玖の型の朝すぎての所早朝だからに直した方が良いですよ〜! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 佰拾玖の型の朝すぎての所早朝だからに直した方が良いですよ〜! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わんわん | 作成日時:2020年3月26日 18時

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