推しは守り助けるもの【鬼滅の刃】

弐の型 ページ2

.




ぎりぎりの所で少年の腕を掴む


良かった…間に合った



「僕はもう必要無いんだ！死んでやるんだ！そしてあいつらに…虐めてきた奴等に思い知らせてやる！」



『どーどー、落ち着いて少年』



小学生なのにこんな事考えてんのか…
死を軽く考えすぎているような気がする



少年の身長に合わせしゃがむ



『そんな事言わないで。虐めてきた奴等への最高の仕返しは将来その子達より幸せになる事だよ。死んだってその子達は痛くも無いし痒くも無い。悲しむのは君の事を大切に思ってるお母さんやお父さんだからね、失われた命は回帰しない、二度と戻らない』




ごめんよ炭治郎、言葉を借りたぜ



なんか1人熱く語ってて恥ずかしくなってきたぞ なんか喋ってくれ少年…(震え声)



「でも…でも僕は、幸せになんかなれない！皆僕を嫌ってるんだ！！！！！！」



少年が勢い良く私の腕を振り払う



『ぁ、しまった…！』



少年が飛び出しトラックがクラクションを鳴らしながら突っ込んでくる
飛び出す少年を突き飛ばした




『君は幸せになる為に生きろ！！！！！！』


うわぁ死ぬやんコレ…

ﾌﾟｰ!!!!!


物凄い衝撃に脳が揺れた
体が高く飛ぶ


『(来世は鬼殺隊の最強女子にしてくださーい！！！！！！)』


そしてまた体にくる衝撃で今度は意識を失った

参の型→←壱の型

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す