38.二人 ページ14
『アデルさん、､､､何かありました？』
アデルさんの表情が曇っている
「､､､Aちゃん、あのね」
「貴方、このままじゃ死んでしまうかもしれないの」
『え？ど、どういうこと､､､ですか』
「貴方、眠っているのよ、ここは私が創り出した夢の中、覚えてる？」
夢､､､？眠ってる？
『なんのことですか､､､？私、ちゃんとここに居ますよ？眠ってません！』
「お、覚えてないの？」
わからない、ずっとここに居たはず
ここが夢の中の筈が無い
「と、とにかく､､､！」
アデルさんが何かを言いかけたとき
「きゃ､､､！な、何！？」
『うわっ！すごい揺れ､､､！』
館全体が大きく揺れ始めた
棚からはティーカップが落ちて粉々に割れる
『､､､ぅ、止まった？』
「､､､地震なんてあるわけ無いのに､､､何故？」
館全体に優しい声が響きわたる
《《A、天津A、「夢から連れ戻す」願いを魔界の「ジューク」より承りました。》》
《《お戻りなさい、この館から、戻るのです。》》
《《残り、5分、》》
な、なに？戻る？
突然のことに困惑していると
「Aちゃん！行きなさい！」
ぱしっ、と手を握りアデルさんが歩き出す
『行くって､､､何処にですか！？』
少しすると、大きな扉が見えてくる
「さぁ、ここから､､､お帰りなさい」
『な、なに言ってるんですか！？意味が分かりません！』
「､､､Aちゃん、私が貴方を眠らせているもの」
「独りで寂しくて、私、死んでるんだろうし、Aちゃんなら、私を受け入れて、ずっと一緒に居られると、思ってた」
「貴方も寂しそうに見えたの」
「親からは虐待され、無個性だと罵られ、」
「可哀想だと思ってた」
「でもね、貴方には、愛してくれる人がいる。支えてくれる仲間がいる」
『分かりません､､､愛してくれる人？仲間？私にはアデルさんしかいません！』
「落ち着いて､､､ほら、聞こえるわ」
私の耳をアデルさんが手で塞ぐ
声が、聞こえる
《Aちゃん、大丈夫やろか？心配や､､､》
『､､､お茶子？』
《チッ､､､あいつ学校こねぇな､､､､､､今度家行ってみるか､､､？》
『ば、爆､､､豪？』
《Aお姉ちゃん､､､早く一緒に遊ぼうよ､､､コクリコ､､､寂しいよ､》
『コクリコちゃん､､､』
《A、》
《早く、帰ってこい!!!》
『､､､､､､ジューク』
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咲夜さん親衛隊隊長(プロフ) - 狐 ゲーム動画オタさん» 狐さんこんにちは！更新楽しみにしてました！！ (2019年5月22日 18時) (
レス) id: 0f55aae1e0 (このIDを非表示/違反報告)
狐 ゲーム動画オタ - こんにちは。お久です。頑張って下さい。それと、更新しました！見てくれると嬉しいです (2019年5月22日 17時) (レス) id: be23e9ced8 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜さん親衛隊隊長(プロフ) - 狐 ゲーム動画オタさん» 只今小説の方、お休みしています。来週から復活する予定です､､､(｀・ω・´) (2019年5月10日 17時) (レス) id: 0f55aae1e0 (このIDを非表示/違反報告)
狐 ゲーム動画オタ - 帰ってきましたー！ (2019年5月2日 12時) (レス) id: be23e9ced8 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜さん親衛隊隊長(プロフ) - 狐 ゲーム動画オタさん» 只今実家の方に帰省中なので私も更新できるか分かりません､､､ごめんなさい(´；ω；`) (2019年4月27日 13時) (レス) id: 0f55aae1e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲夜さん親衛隊隊長 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2019年3月9日 13時
