【d!】森の奥の施設

�将� ページ17

·





「＿そうか」






でも、グルッペンの反応は想像してたより冷静だった
何や今どきの若いのって死ぬぞって言われてもスンナリ受け入れる程の器持っとんの？
メンタルっつーかなんつーか、強いな。






まぁそんな馬鹿げたことでは無いだろう






「悪い、疲れたのか少し、眠い…」






あんな長話に付き合ったんだそりゃあつかれるな






「おん、しっかり休みや」






「……おやすみ」






「!＿ﾌﾌｯ、おやすみグルッペン」






そう言って俺も客室を出た






まさか、おやすみと言われるとは思ってなかったわ。






少し上機嫌で夕食の時間まで何をしようかと考えてたら聞き慣れた小さな爆発音が聞こえた






階段を上り、少し開いた研究室扉を開き中を見ると、少し散らかった資料や薬草と髪の毛が少し爆発している師匠が大きな実験台の前に立っていた







実験台の上にはたくさんの薬草や資料、実験道具がある
中には色とりどりの薬も見える







これ全部、グルッペンのために…







師匠は実験に没頭してるのか此方に気づいてないようだ
この様子だとまた薬草足りなくなりそうやな。






俺も何か手伝いたいが、生憎奇病の知識は0だ
邪魔するよりかは、俺も奇病について勉強した方がいいだろう






師匠の元に来てそろそろ4年が経つが、俺が出会ったのは森で遭難した旅人達くらいで、奇病の患者なんて初めて出会ったのだ






資料室でちゃんと調べるか。






研究室の扉をできるだけ音を立てずに優しく閉める






資料室は一階の奥の部屋にある
扉を開けるとそこには壁一面に置いてある資料棚や本棚で溢れていた






俺もよくこの部屋には入るが、どこに何の資料があるかはまだ全て把握出来ていない






偶に迷路みたいで迷ってしまったこともあったな。





·




☆☆☆

そういや、皆さん異世界の5巻と科学の3巻はもう手元にあるんですかね？
作者はまだ無いんですが、もう、表紙で興奮しましたね。

それに、Twitterの方で科学の最新話を見る度にもう、ヤバイですね。ニヤケが止まらなくなりそうでした。はい。
(科学も買わんとな…)

作者です。→←�将�

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す