捌 ページ9
『っつ、、、血が欲しいなら言え！いくらでも飲めばいい！だが、っっ、きゅ、急にこんな事するな！！ｶｧ///』
「ｹﾋｯその反応もしや初めてだったか？」
『っっ！初めてに決まってるだろ！？ｶｧ///』
「ｹﾋｯｹﾋﾋｯ」
『何がそんなに面白いんだ！？』
「ｹﾋｯお前は本当に愛い奴だなぁ」
『！、、、ﾌｲｯ』
あまりの恥ずかしさで顔が真っ赤になり顔を背ける
「駄目だ、俺を見ろ顔を背けるな」
顎を掬われ赤い四つの目と視線が重なる
『！！、、、っ、何がしたいんだっ、、』
「そうだなぁ、強いていえば お前を俺の物にしたい」
『！！！ それって、、どうゆう、』
「どうもこうもない、俺はお前に惚れている。だからお前が欲しい」
真っ直ぐ自分を見つめられこれは本気なんだと分かった
『、、、だめ、ですよ。それに私は誰のものにもならない、、、』
「ﾌｯそれはどうだろうな？案外時間はかからないかもしれないだろ？」
『、、、ｺﾃﾝ』
宿儺の肩に頭を預ける
『 "疲れた” 』
「ｹﾋﾋﾋｯよいよい、お前はそうして俺の傍に居るだけでいい
時間は存分にあるのだから では帰るぞ」
『うん』
「いい、そのまま楽にしていろ」
『、、ありがとう』
__________________________
屋敷に着くと一人の呪詛師が待っていた
「お帰りなさいませ宿儺様、、、そちらの方は？」
「裏梅か、こ奴はAだこれから共に過ごす色々と身の回りの事を頼む」
「畏まりました、A様こちらへ」
『はい』
それから水浴びをし用意された着物に着替えた
「A様羽織を、体を冷やされます」
『ありがとうございます』
「いえ、では髪を梳くのでこちらへ」
『あ、髪は自分でも出来るので大丈夫ですよ』
「いえこれくらいはお手伝いさせてください」
『そうですか、ではお願いします』
優しく微笑む姿を見た裏梅は目を見張った
「A様は本当に美しいですね この世のものとは思えない程に」
『そうですか？よくこんな目をしているのでよく怖がられるんですよ、、』
「その目も含め美しいです」
『あははっあまり言われたことがないので少し恥ずかしいですね、ありがとうございます』
『”誰かにこうして髪を梳いて貰うのは久しぶりだなぁ昔はよく叔母にしてもらっていたっけ”』
「、、、一つ聞きたいことがあるのですがいいですか？」
『構いませんよ、なんなりと』
「では、A様は今都の術師が噂している隻眼術師の方ですよね」
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ミズキ(プロフ) - ありがとうございます！！！これからも色んな宿儺様を書いていくので楽しみにしててください！！ (2022年1月22日 11時) (
レス) id: c9616b4eb1 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ - 読ませていただきました！宿儺様が尊いですーーー (2022年1月22日 10時) (レス) @page17 id: cece85a69e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミズキ | 作成日時：2022年1月8日 23時
