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−オスマン−
Aちゃんをハメて……ハメるって言うとなんかえっちな感じしない？……ごほん。
Aちゃんを巧みな話術で誘導し、このカジノで一番偉い人間を見つけ出す。ちら、と目線が動いたのを見逃さず、そちら方面に目をやれば警備員のようにスーツを着た男が一人。警備員のような見た目をしている癖に、立派に時計をして、綺麗なままの革靴を履いていることからすぐにわかった。アイツがこのカジノで一番偉い奴なんやなぁって。
ひとらんに合図すれば、それを皮切りに他のメンバーにも話がいって、トントン拍子に事は進む。
まるで肉親を目の前で殺されたかのような目でこちらを見てくるAちゃんに思わずゾクゾクした。……別にMじゃないよ？
「マンちゃん、バニーガールは全員一箇所に集めんねんて」
「そうなん？残念、もうちょっとAちゃんとお話したかっためぅ」
「あ、こいつがA？」
「うん。シャオロンもお話すゅ？」
「んー……、ええわ。後でどうせたっぷり話聞くやろ」
「そっかぁ。ほら、Aちゃん、縛られたくないんやったら自分の足で歩いてな。……あ、縛られたいんやったら縛るけど……」
「自分で歩く」
カツカツ、と高いヒールの音を響かせながら、集められているバニー達の方へと向かう。その際に、抵抗したのであろう警備員の遺体があって、一瞬それに一瞥を向ければ何の躊躇もなくソレの上を歩いた。
「ちょ、ちょちょ、そんなことしてええの？」
「え？……もう死んでるから良いかなぁって」
「同僚じゃないん？」
「……？ ジョンはただの警備員だよ」
何を言っているのかわからないと言ったような顔に思わず愕然とする。心がないにも程がある。たしかにうちのコネシマとかロボロとかもやりかねないかもしれないけど！
「もう良い？」
そう聞いてくるAちゃんに、俺は頷くしかなかった。
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闇ちょこ(プロフ) - 白尾…会社……？？えっっ…アッ、やめときますね！！((マフィアのイメージとか世界観が他の作品と全然違うので、新鮮でとても面白かったです！！完結おめでとうございます…！！ (2021年4月7日 13時) (
レス) id: c4d9600a7c (このIDを非表示/違反報告)
なのな(プロフ) - 完結本当におめでとうございます！お疲れ様です！ランドルせさんの長編小説ということで新鮮な気持ちでドキドキしながら読ませて頂きました。相変わらずとても内容が濃くて面白かったです……！！これからも期待しています！！頑張ってください！！！ (2021年4月6日 20時) (レス) id: cb0e93c590 (このIDを非表示/違反報告)
ランドルせ(プロフ) - ぴざるさん» 好みって言われるの嬉しいです！更新頑張ります！ (2021年3月28日 8時) (レス) id: 29ab01aaa3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴざる(プロフ) - うぐっ…神作品に出合ってしまった…めっちゃ好みです更新頑張ってください (2021年3月28日 7時) (レス) id: 8f43ba0ff3 (このIDを非表示/違反報告)
ランドルせ(プロフ) - 雨音さん» コメントありがとうございます！ゆっくりめの更新になっていますが完結まで走りきろうと思いますのでよろしくお願いします！ (2021年3月20日 13時) (レス) id: 29ab01aaa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ランドルせ
| 作成日時：2021年3月4日 19時
