第１９話「ヨコハマ ギヤングスタア パラダヰス�ァ� ページ20
NO side
敦「でも 谷崎さんも「能力者」なのでしょう？どんな力なんです？」
谷崎「や あんまり期待しないで下さいよ 戦闘向きじゃないンですから」
ナオミ「うふふ 兄様の能力素敵ですよ ナオミあれ大好き」
♡が着きそうな勢いのナオミ
谷崎「止めなッてナオミ……こんな処で」
それを無言で見つめる敦
ナオミ「あら 口応え？生意気な口はどの口かしら」
ナオミは谷崎の唇をなぞる
それを見て、敦は顔を赤くする
依頼人「着きました」
依頼人は路地裏を指差す
敦「なんか……鬼魅の悪い処ですね…」
谷崎「……おかしい 本当に此処なンですか？ええと…」
依頼人「樋口です」
谷崎「樋口さん 無法者と云うのは臆病な連中で 大抵取引場所に逃げ道を用意しておくモノです でも此処はホラ＿＿」
谷崎は入ってきた場所を指差す
谷崎「捕り方があっちから来たら逃げ場がない」
樋口「＿＿その通りです」
樋口は首元の釦を一つ開け、髪を束ねる
樋口「失礼とは存じますが嵌めさせて頂きました」
谷敦ナ「！！」
樋口「私の目的は＿＿＿貴方がたです」
携帯で誰かに電話をかける樋口
樋口「芥川先輩？予定通り捕らえました これより処分します」
谷崎「芥川……だって？」
芥川「《重畳 五分で向かう》」
樋口「我が主の為＿＿＿ここで死んで頂きます」
谷崎達に銃を向ける樋口
谷崎「こいつ……」
敦「ポートマフィア……！」
辺りに銃音が響き渡る
未だにソファーで寝転がり本を読んでいた太宰
途端にパチッと目を開ける
国木田「おい太宰 いい加減仕事を＿＿＿あれ？」
谷崎の顔に血が飛んで来る
谷崎「……」
谷崎の前には自身を庇ったナオミが立っていた
ナオミ「兄様……大丈…夫？」
谷崎の方に倒れ込むナオミ
谷崎「ナオミッ！！」
敦はいきなりの事にペタンっと座り込む
谷崎「ど どどうしよう……し 止血帯 敦くん止血帯持ッて無い？」
いきなりの事に頭が回らない谷崎
谷崎「いや先ず傷口を洗って……違う 与謝野先生に診せなきゃあ い 医務室まで運ばないと 敦くん足持ッて＿＿」
樋口「そこまでです」
谷崎の後頭部に銃を突き付ける樋口
樋口「貴方が戦闘要員でないことは調査済みです 健気な妹君の後を追って頂きましょうか」
谷崎「あ？」
谷崎の雰囲気が一瞬にして変わる
谷崎「チンピラ如きが＿＿」
樋口「！」
谷崎「ナオミを傷つけたね？」
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張ってください^_^ (2019年10月18日 14時) (
レス) id: fb97b4034b (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぎん - いつも楽しみにしていたんですが、終わってしまったんですか？ (2019年10月1日 22時) (レス) id: a6cf5bad43 (このIDを非表示/違反報告)
コアラ★(プロフ) - カレー粉さん» いえいえ、更新頑張ってください！ (2019年9月8日 17時) (レス) id: 2362e16475 (このIDを非表示/違反報告)
カレー粉(プロフ) - コアラ★さん» コアラ★さん、コメントありがとうございます！そうやって読むんですね！勉強になりました！ありがとうございます！ (2019年9月8日 15時) (レス) id: b693a82bfd (このIDを非表示/違反報告)
コアラ★(プロフ) - じんせいばんじさいおうがとら です。 元々は“人生万事塞翁が馬（じんせいばんじさいおうがうま）”という故事ことわざで、人生何が起こるかわからないという意味です。 (2019年9月8日 0時) (レス) id: 2362e16475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢沢 小瑶 | 作成日時：2019年9月6日 14時
