第１３話「或る爆弾�ぁ� ページ14
NO side
国木田「手帳の頁を鉄線銃に変える」
鉄線銃を爆弾魔に向け放った
爆弾魔の手から爆弾のスイッチが離れた
爆弾魔「なっ…」
A「確保っ！」
国木田は爆弾魔と一気に距離を縮め、蹴りをかます
ガシャンっという音に敦は思わず目を瞑った
敦が目を開いた時には爆弾魔は国木田に腕を捕まれ、倒れていた
A「一丁あがり〜」
太宰がヒョコッと出てきた
敦「(はあ 良かった……)」
太宰は敦に向かって親指を立てていた
それに気づいた敦はふらふらしながらも手を振った
すると、敦は誰かに背中を押された
安心して力が抜けていた為簡単に倒れた
敦「ぶッ！！」
ビタンっと言う音が社内に響き渡ったと同時に何かがピッと音をもらした
敦「？」
敦の手の下にあったのは爆弾のスイッチだ
敦「あ」
A、国木田「あ」
なんと敦は爆弾を起動させてしまったのだ
敦「あああぁああぁああ！？」
社内に敦の叫び声が響き渡る
敦「爆弾！爆弾！あと5秒！？」
敦はバッと後ろを見る
敦「(爆発！？部屋がふ 吹き飛ぶ！？爆風を抑え……何か爆弾に被せないとっ！)」
A「！？なっ」
敦は無意識に自身の身体を爆弾に覆うように被せた
敦「(あれ？……僕 何やってんだ？……)」
A「莫迦！」
やがて爆弾のカウントダウンが0になった
敦は目を強く閉じ、爆発するのを待っていた
敦「……………………？」
が、いつまで経っても爆発しない
恐る恐る目を開け上を見ると…
太宰と国木田、そして爆弾魔が並んで敦を見ていた
国木田「やれやれ……莫迦とは思っていたがこれ程とは」
と、呆れたように言う国木田
A「彼は自 殺愛好家の才能があるわね」
笑いながら言う太宰
敦「へ？…………え？」
すると……
女の子「ああーん兄様ぁ！大丈夫でしたかぁぁ！？」
爆弾魔「痛だっ！？」
人質の女の子が敦の横を通り、勢いよく爆弾魔に抱きついた
爆弾魔「いい痛い 痛いよナオミ 折れる折れる、って云うか折れたァ！」
敦「……………へ？」
敦は物凄く困惑していた
だって、先程まで人質にされていた女の子がその犯人の爆弾魔と物凄い親しいのだから
国木田「小僧 恨むなら太宰を恨め 若しくは仕事斡旋人の選定を間違えた己を恨め」
A「そう云うことよ敦君 つまりこれは一種の入社試験ね」
敦「入社……試験？」
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まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張ってください^_^ (2019年10月18日 14時) (
レス) id: fb97b4034b (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぎん - いつも楽しみにしていたんですが、終わってしまったんですか？ (2019年10月1日 22時) (レス) id: a6cf5bad43 (このIDを非表示/違反報告)
コアラ★(プロフ) - カレー粉さん» いえいえ、更新頑張ってください！ (2019年9月8日 17時) (レス) id: 2362e16475 (このIDを非表示/違反報告)
カレー粉(プロフ) - コアラ★さん» コアラ★さん、コメントありがとうございます！そうやって読むんですね！勉強になりました！ありがとうございます！ (2019年9月8日 15時) (レス) id: b693a82bfd (このIDを非表示/違反報告)
コアラ★(プロフ) - じんせいばんじさいおうがとら です。 元々は“人生万事塞翁が馬（じんせいばんじさいおうがうま）”という故事ことわざで、人生何が起こるかわからないという意味です。 (2019年9月8日 0時) (レス) id: 2362e16475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢沢 小瑶 | 作成日時：2019年9月6日 14時
