【REBORN!】エンティティさまが僕を消すまで -1-【DBD】

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「見てのとおり、僕は人の上に立つのが苦手なようでね。屍の上に立ってる方が落ち着くよ」


あ、分かるかも。そう思って頷く。人がたくさんいるのってげんなりしちゃうよね。まあ、僕は慣れたほうだけど！


「いやー絶景！絶景！花見ってのはいいねー♪」


桜の木の後ろから出てくるお酒を持った男性。確か来年度から保健室の先生に着任予定の人だった気がする。こんな人が学校の先生になっていいものか分からないけど。まあヒバリさんがOK出したなら、僕が気にすることじゃないね。


「っか〜〜！やだねー男ばっかっ！」

「Dr.シャマル！」

「まだいやがったのか！！このやぶ医者！ヘンタイ！スケコマシ！」

「オレが呼んだんだ」


リボーンだ！わーいと手を振るとリボーンは笑みを浮かべた。いつ“遊んで”くれるのかな。いっつもはぐらかされて困るよ。


「オレ達も花見がしてーんだ。どーだヒバリ。花見の場所をかけてツナが勝負すると言ってるぞ」

「なっなんでオレの名前出してんだよー！！」

「ゲーム……いいよ、どーせ皆つぶすつもりだったしね」

「え！僕は？ヒバリさん！僕も！」

「君はだめ。君達3人とそれぞれサシで勝負しよう。お互いヒザをついたら負けだ」


そんな……とショックを受けていると、シャマルがヒバリさんに近付いていく。馴れ馴れしく話しかけられたヒバリさんはシャマルをトンファーで殴った。その瞬間季節外れの蚊を見たような気がして目を擦る。
ん〜、見間違い、だったのかな？

首を傾げていれば、いつの間にか勝負が始まっていて、ヒバリさん相手に獄寺隼人が突っ込んでいく。直線的で分かりやすい動き。だけど、少しは成長したみたいでトンファーを躱してヒバリさんの懐に潜り込むと、ダイナマイトを放った。
たくさんのダイナマイトがヒバリさんの近くで爆発するけど、あれでヒバリさんがやられるわけがないんだよねぇ。


「で……？続きはないの？」

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