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知らぬ存ぜぬといったふうにヒバリさんは目を逸らす。またいつもの気まぐれかなぁ。ふうとため息をついて、立ち上がった。
ヒバリさんから行くよと声をかけられたから、バイバイとリボーンに手を振る。
窓から飛び降りるヒバリさんを追って、同じように窓枠を掴めばリボーンに声をかけられた。
「A、わりーな」
「ん？何が？」
「顔が見たくてオレがヒバリに頼んだんだ」
目を瞬かせてリボーンを見る。リボーンが僕を？なんだかおかしくなって目を細める。ふふ、と漏れ出た笑いは多分嬉しさから。
「いいよぉ。僕もリボーンの顔見れて嬉しかったし」
「そうか」
「うん。あ、でも、今度は“遊んで”、ね？」
それはそれは凶悪な笑みだったんだろう、押し殺したような悲鳴が聞こえた。リボーンがニッと笑って、それを了承だと受け取る。じゃ、と窓から飛び降りて腕を組んでいるヒバリさんの隣に降り立った。
沢田綱吉が窓から身を乗り出して、その後に獄寺隼人が顔を見せる。ダイナマイトが降ってきて、それをヒバリさんはトンファーで打ち返した。
あーあ、あれだと部屋がぐちゃぐちゃになっちゃうな。
「帰るよ」
「はーい」
間伸びした返事をしてヒバリさんのバイクに乗る。
「僕もバイクの運転できるようになりたいなぁ」
「……練習するかい」
「いいんですか！？」
肩越しにヒバリさんを覗き込めば、ヒバリさんはふっと笑う。私有地とバイクを貸してあげるってヒバリさんは言って、バイクのエンジンをふかした。お礼を言って浮かせていた腰を下ろすと、ヒバリさんはバイクを発進させる。
わーい、楽しみだ！
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怜(プロフ) - 茨の谷の第2王子(ヲタク)←王子がそれでいいのかさん» リボーンいいですよね……読んでくださってありがとうございます！ (2022年10月14日 0時) (
レス) id: 37b3e8feed (このIDを非表示/違反報告)
茨の谷の第2王子(ヲタク)←王子がそれでいいのか - リボーンしゅき (2022年10月8日 0時) (レス) id: 304b99e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - リィさん» ありがとうございます！信者くんがまたトリップしたら面白いだろうなと思って書き始めたものですが、そう言っていただけると励みになります。これからもよろしくお願いします！ (2022年10月1日 3時) (レス) id: 37b3e8feed (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - DBDもリボーンも知らないのに見始めました。ツイステのDBD見てて面白いなぁって思ってみ続けてます。更新頑張ってください！ (2022年9月30日 17時) (レス) id: 1730b53d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2022年9月25日 1時
