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北人くんと哲也さんにからかわれて
あーだこーだ 話をしていると もう開店時間間際。





北人「あーあ、俺のAさんだったのに」


哲也「だから早くしろって言っただろ?」


『いや、私誰のものでも、・・・ きゃ、!』





後ろから手が回ってきて ギュッ、と抱きしめられる。

肩に体重がかかって なんだか少し擽ったい。





「Aさんは俺のもの!」


『は、隼くん、?!』





くるり、と後ろに振り向いて 顔を少しあげると
そこにはいたずらに笑う隼くんがいた。


おはよう、Aさん。



そう言うと私の顔の横に伸びた隼くんの手は 右耳のピアスに触れた。





「付けてくれてるんだ、ピアス」


『ふふっ、そうだよ。嬉しかったから』


「へへっ、ありがと」





私の向かいにはムスッとした顔の北人くんと
いじりたくて仕方なさそうな哲也さん。


2人に向かって 俺、やりました! って自慢する隼くん。


哲也さんは笑顔でおめでとう、と言ってくださって これもまた哲也さんは隼くんのことが大好きみたい。





北人「俺はまだ諦めてないっすから。Aさん 泣かせるようなことしたら奪いに行きますから」





こんなこと言ってる北人くんも なんだかんだ隼くんと仲良しだし。

ふふっ、私の周りは平和だなぁ。なんてね。





『隼くん、これからもよろしくね』


「はい!」





私は隼くんの一途な想いに負けた。


ううん、負けたんじゃない。


私が隼くんの魅力に気づいちゃったんだ。


なんだかんだ、私も一途な恋だったりして。









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私だけに→←一途な恋



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くるみ。(プロフ) - 彩華さん» わー!ありがとうございます! (2020年4月16日 9時) (レス) id: dcb2ebda86 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - 早速読んじゃいました!アマリリス(^_^)こっちもとっても素敵なお話でした!続編楽しみです! (2020年4月16日 5時) (レス) id: 303c26c9ac (このIDを非表示/違反報告)
くるみ。(プロフ) - 愛さん» あらあら笑 (2018年12月26日 20時) (レス) id: dcb2ebda86 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 北人くんともくっついて欲しくなりました(笑) (2018年12月26日 2時) (レス) id: d15d3a289f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くるみ。 | 作成日時:2018年9月12日 5時

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